YAMAHA モニタースピーカー NS-1000Mの修理 −その3−

こんばんは、Tomです。昨日は台風、そして台風一過で今日は天気が良くなるかと思ったのですですが、午前中は雨、そして午後は曇りのなんとなくどんよりした天気でした。明日の天気も曇りの様です。

さて、お盆は忙しい毎日を過ごしておりましたが、今日になり一段落、そしてお天気も芳しくないので、今日は朝からインドアでした。朝一番でお友達のSaiさんから依頼された修理を完了。
その後は、YAMAHAのNS-1000Mの修理です。

今日のテーマは、スピーカーのフランジの錆取りです。
スピーカーのフランジが、すべてこんな感じで錆びているので、これを何とかしたいのです。
このツイーターは、コイルが切れて使えないものなので、これでいろいろ試してみたいと思います。

それでは、早速始めましょう!

1.一番影響のないコンパウンドで錆取り
まずは一番粒子が細かい、コンパウンドで磨いてみます。

全然ビクともしません。

2.水ペーパーで磨く
次に、水ぺーパーの紙やすりで磨きます。水ペーパーとして中くらいの粗さの1200番のペーパーで磨きます。

錆びは巣刈り取れ結構綺麗になりました。

3.さらにコンパウンドで磨く
水ペーパーで磨いた後、さらにコンパウンドで磨きます。

さらにピカピカになりました。

【Before】

【After】

4.スコーカーと比較してみる
けっこうピカピカになりましたが、なんとなく質感が違う。スコーカーのフランジと比較するとちょっと違う。なんとなくピカピカしすぎて安っぽい。

5.ヘアラインを入れてみる
そこで、少しでも質感を合わせる為にヘアラインを入れてみました。でも、やっぱり安っぽい。なんとかならないかな?

6.ダメもとで塗装してみる
スコーカーの表面を見ると、なんとなく、シボが打ってある感じ。それも、通常では安っぽく見えるシルバーの塗装が一番近い感じです。
そこで、シルバーのペイントを購入して来ました。

なかなかいい感じです。

7.スコーカーと比較してみる
仕上がったフランジをスコーカーと比較してみます。
すると、なかなかいい感じです。

どうやら、紙やすりで平滑度を上げ、その後このスプレーで仕上げるのが最も良さそうです。
この処理ですべてのスピーカーを仕上げてゆきたいと思います。