YAMAHA モニタースピーカーNS-1000M の修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日は朝から雨が降ったり止んだりで、パッとしない天気でした。そして、台風が2個も連続して接近しており、数日は天気が悪そうです。

さて、長い夏休みも明日で終わりです。そこで、先日から進めていたYAMAHAのスピーカー 修理の追い込みに掛かります。前回は、壊れてしまったツイータに塗装をする事で、かなり新品のユニットと同じ様な仕上がりになることが判りましたので、今回は、全てのユニットを塗装して仕上げます。

1. スコーカ の塗装
先ずはスコーカーの塗装仕上げを行います。

1) 取り外し

スピーカーボックスからスコーカーを取り外します。

2) ネットネットの取り外し
スコーカの塗装をする為に、先ずはゴムのストッパーと保護ネットを取り出します。

3)プロテクターを外し洗浄する

4)ドームを清掃する
ドーム に埃が溜まってしまっていますので、綿棒で清掃します。

5)フランジをやすり掛け

6) マスキング
スコーカのフランジの塗装をする為に、マスキングします。

7)接着剤を取り除く
接着剤は、パーツクリーナで浮かせます。

精密ドライバーをスクレーパー代わりにして取り除きます。

8) 塗装
シルバーのスプレーで、塗装します。

これで、スコーカーは完了。

2.ウーファーの塗装
次にウーファーのフランジを塗装します。

1)ウーファーの取り外し

2)ネットの取り外し
スコーカと同じ様に、ゴムを取り外します。と思ったら、ゴムと一緒にネットも一緒に取れてきました。一番簡単でした。

3)コーン紙の清掃
コーン紙には結構埃が溜まっています。歯ブラシで丁寧に埃を落とします。

4)ウーファーの固着確認
ウーファーの固着を確認します。どうやら2つともウーファーの固着がなかったようです。
安心しました。今後は、湿気に注意すれば、まだまだ使えると思います。

5) マスキング
コーン紙にマスキングします。

6)フランジをやすり掛け
フランジの表面を紙やすりでやすり掛けをします。

7)塗装
フランジの塗装を行います。

これでウーファーのフランジも綺麗になりました。

3.ツイータの塗装
最後にツイータを塗装します。ツイータはすでにバラしてあるので、逆に組み立てます。

1) 組み立て

2)清掃
プロテクターとドームを綿棒で清掃します。

3)フランジを磨く
フランジを紙やすりで磨きます。

4)マスキング
マスキングします。

5)塗装

6)ツイーターの片方が到着
そんなことをしていたら、ヤフオクで落札したツイータが届きました。

よく見ると、このツイーターのネットは結構綺麗です。

7)マスキング
そこで、ネット、ゴム毎マスキングすることにしました。

8)塗装
フランジだけを塗装します。

これで、全てのスピーカーのフランジの塗装が終わりました。
なかなかいい感じです。