洗濯機の操作パネルの修理

こんばんは、Tomです。今日は台風一過の2日目。今日の方が台風一過のような良い天気でした。朝方ちょっと湿気はありましたが、日中はとても晴れ上がり良い天でしたね。

さて、今日会社から帰ったら1つの荷物が届いていました。これは、読者の方が、私の洗濯機の修理のブログを見て、観てほしいということで送っていただいたものです。

2011年の東日本大震災の直後に修理した、Tomの自宅の洗濯機の修理の記事です。

1)Vベルト交換http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20110403/1301827947

2)クラッチの交換
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20110409/1302331774

3)釣り棒の交換
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20120610/1339289292

これをご覧頂き、同じ洗濯機の操作パネルの不具合があるということで送っていただきました。

1.基板の取り出し
Tomは、最初この基板の写真を見たときは、この基板のダイオードが故障しているのだと思い、引き受けました。
さすが洗濯機の基板です。基板の上と周りはすべて柔らかな樹脂で埋め尽くされています。
基板を取り出すためには、樹脂をカッターで切り目を入れてケースから引き離す必要があります。

ビスも取り外します。

そして、隙間に精密ドライバーで、基板をよっこらしょっと!とひっくり返しました。

あれ?やっちまったか?
小さな基板が残っている・・・・・。

2.小さな基板の確認
ちょっとヤバイ!もしかして、基板を折ってしまったか?
ということで、小さな基板の樹脂を剥がして、基板を確認しました。
するとこれは、単独の基板であることが分かりました。

この基板にはチップトランジスタ1個とチップコンデンサが一個付いています。
パターンはクローズしていますので大丈夫です。

3.ダイオードの上の樹脂を剥がす
それでは、基板上のダイオードの良否を確認するために、ダイオード上部にある樹脂を剥がします。

1)カッターで切り目を入れる

2)精密ドライバーで樹脂を剥がす

3)すべてのダイオードの樹脂を剥がしました

4.部品の良否の確認
それでは、部品の生死を確認します。

1)大きな基板のダイオードの確認
樹脂を剥がしましたので、テスターでダイオードの生死を確認します。

結果、すべてのダイオードは生きていました。

2)小さな基板の部品の確認
小さな基板のチップトランジスタの生死を確認します。

結果トランジスタはOKです。

そして、コンデンサも確認します。

結果大丈夫でした。

全ての部品を確認しましたが、残念ながら、部品としての故障個所は見つかりませんでした。
後は、接点不良と言いたいところですが、この基板は樹脂で保護されていましたので、酸化することもありません。
Tomの洗濯機はすでに買い替えられているので、確認するすべがありません。
Tomの洗濯機が壊れた記事。

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20130108/1357592321

さて、困りました。