YAMAHA モニタースピーカー NS-1000Mの修理 −その13−

こんばんは、Tomです。今日は朝から雨。でも、Tomは昨日ジャズフェスでエネルギーを頂いたので、今日は朝から元気でした。今週はお天気が悪いのでブルーな気持ちですが、今週末は3連休なので頑張りましょう!

さて、先週末の土曜日、やっとのことでYAMAHAのモニタースピーカーが出来上がりました。
そこで、昨日はジャズフェスに行く前に音の確認をしました。システムは最小構成のiPhoneミニデジタルアンプです。

1.音の確認
早速、この最小構成で音の確認を行います。確認のための曲はいつものバーコードトリオの曲です。

左は、バランスは良いですね。
でも、右側は、なんかモヤモヤします。修理したツイーターの音がで出ていないようです。

2.スピーカーの取り出しと確認
どうしたのでしょう?
コイルの断線はきちんと修理し、導通を確認したはずですが。

そこで、スピーカーを取り出し、導通を確認します。

1)スピーカーの取り出し。

2)導通の確認
まずは導通を確認します。

結果はやはりOKです。

3)音の確認
導通しているのですから、音は出るはず。そこで、ツイーターにコンデンサを接続し音が出るかを確認します。

やっぱり、音は出ますが、とても小さいです。
電気的に通じているが、なにか振動を妨げている感じです。

3.ツイーターをばらす
これ以上はバラさないとだめです。せっかく綺麗に仕上げたのですが、音が出なければ意味がありません。仕方ありません、ばらします。

1)ゴムパッドの取り除き

2)ネットの取り外し

3)固定ネジの取り外し

4.接着剤のでっぱりのやすり掛け
コイルを保留するときに瞬間接着剤を使用しましたが、その時の接着材が少し凸凹しています。
若しかして、これが触っていて振動を妨げているのか?

そこで、この場所を800番の紙やすりで仕上げました。

5.組み上げと調整
それでは、組み上げて調整をしましょう!

1)組み上げ
組み上げますが、仮止めレベルです。

2)導通のチェック
コイルを弄りましたので、再度導通を確認します。
結果、大丈夫です。

3)配線
配線を行いますが、確認のためですので面倒なので、ワニ口クリップで配線を行います。

4)調整
仮止めしたフランジを動かして、音が最も出るところを探し、そしてビスを本締めします。
音は出ますが、まだ音が小さい感じがします。

6.スピーカーに取り付け音のバランス確認
なんだか自信がないままスピーカーに取り付け音のバランスを確認します。

1)配線
スピーカーに配線しますが、自信がないので、半田付けではなくワニ口クリップで配線します。

2)音のバランス確認
また最小限の構成で、音のバランスを確認します。

音のバランスの確認結果、やはりウーファーとスコーカーに対し、ツイーターの音は、とても小さいです。やっぱいだめですね。
やはりヤフオクで中古のツイーターを購入するしかないですね。
中古のツイーターは、6000円くらいですので、そのうち購入しましょう!