愛用のデジカメの修理に挑戦!

こんばんは、Tomです。今日の天気も昨日に引き続きそこそこでしたが、明日からは、少し寒くなりそうです。Tomは明日、明後日と神奈川出張です。関東は雨だとか・・・雨はやだなぁ〜。

先週、愛用のデジカメが壊れました。何とかヤフオクで5,500円のデジカメをゲットしましたので、何とか危機は免れました。
そこで、日曜日、リスクが無くなったところで、ダメ元で壊れたデジカメを修理してみることにしました。

以前、お友達のNanさんからダメ元で、レンズが引っ込まなくなったデジカメの修理をした時に、レンズをバラしていったら、ドツボにハマってもとに戻せなくなりました。
それがトラウマになり、もうデジカメは修理するまいと思いましたが、今回はすでにバックアップのカメラがあるし、自分のカメラなので、本当にダメ元で修理してみることにしました。

1.デジカメの筐体をばらす
まずは、筐体をばらします。目に見えるネジをばらしてゆきます。

これで、筐体が2分割に割れました。

2.ハーネスのバラシ
次に、メインボードに接続されている、ハーネス、フラットケーブルを外してゆきます。

3.メインボードを取り出す
ハーネスを取り外し、メインボードをひっくり返します。

裏側のケーブルも取り外し、メインボードを取り外しました。

これでいよいよ、CCDとレンズブロックが見えてきました。

4.レンズブロックを取り出す
いよいよレンズブロックを取り出します。

レンズブロックが出てきました・・・・があれ???レンズがあるところから出てきません。

これはレンズブロックの上側が、ストロボのブラケットにぶつかって出てこないのです。
いろいろやってみても、取れませんでした。

5.レンズブロックのモーターの固定ネジを緩める
レンズブロックにはモーターが3つあります。レンズがロックしているのは、おそらくそのモーターのラックアンドピニオンのギアがロックしていると思われます。そこで3つのモーターの固定ネジをひとつづつ緩めます。

すると、一番下のモーターの固定ネジを緩めた時にレンズのロックが外れました。

これで、組み立てれば何とかなるかもしれません。

6.ストロボの電源で感電!!!
いよいよ組み立てです。

組み立ては、ストロボのハーネスから接続します。ピンセットでハーネスを持って、基板に挿そうとした時、ビビッと感電しました。かなりのしびれです。それが3度も。
そこで、ストロボに充電する電解コンデンサの端子に抵抗を差し、放電をさせました。
これで安心です。

7.組み立て
感電のリスクがなくなったので、本格的に組み立てを行います。

1)基板の裏側のハーネス接続

2)メイン基板の設置

3)メイン基板のハーネスの取り付け

4)シャッターユニットの取り付け

5)全ハーネスの取り付け完了

6)外装カバーの取り付け

8.動作確認
いよいよ動作確認です。
電源ON!

おおーっ!レンズが動き、エラーメッセージがなくなりました。

ズームも動かすとレンズが前後にちゃんと動くようになりました。

修理完了です!
ダメ元でバラしてみましたが、なんとか元通りに復活しました。
バックアップのカメラは手に入りましたが、今度は、こちらをバックアップのカメラにしたいと思います。
こんな精密な作業は久しぶりでしたが何とか成功でした。良かったー!