TDA-7293を使って、本格的なアンプを作ろう! ーその2ー

おはようございます、そして、こんばんは、Tomです。なぜ、こんな挨拶かと言うと、今日は朝一番の新幹線で神奈川に出張ですので、今日のブログの書き始めは朝の新幹線の中、そして、アップは帰りの新幹線だからです。今朝は、本格的な雪になりました。いよいよ冬本番です。

さて、今日の話題は、先日から始まったTDAー7293と言うパワーICを使って本格的なアンプを作ろう!ーその2ーになります。
1ヶ月ほど前、お友達のKamaさんからこのICの情報を教えて頂き、aitendoから購入したものです。
1セットでステレオのキットでミニアンプを製作したらなかなかいい感じでしたので、今回は、片チャンネルにTDAー7293を2個を装着し、パラレル(並列)駆動する本格的なアンプを製作します。このキットの片チャンネルの価格は、なんと1200円です。安い!

1. キットの中身

これがキットの中身です。基板、TDAー72932個、抵抗数本、フィルムコンデンサ、5個、ダイオード1本、電解コンデンサ、5個、ターミナル3個の構成です。
今回は、前回のミニアンプとは異なり、本格的なオーディオアンプですので、付属している得体の知れない中国部品ではなく、Tomが保有している、素性の判る部品を使用します。

2. 製作開始

それでは早速製作に取り掛かります。

1)抵抗のハンダ付け

基板のハンダ付けは背の低い抵抗やダイオードからはんだ付けして行きます。
その前に、今回は本格的なオーディオアンプですので、出来るだけ接点をきちんとしたいところです。そこで、一つ一つ部品の足をカッターで磨いて酸化膜を取り除きます。結構面倒ですが、これは重要ですね。

手持ち部品で仕上げようとしましたが、22kΩと30kΩは丁度その値が無かったので、キットの部品を使うことにしました。致し方ありません。

今回は出来るだけ接触抵抗を減らしたいので、基板の表からもきちんとハンダ付けを行います。

抵抗類のはんだ付けが終了しました。

2) フィルムコンデンサのハンダ付け

続いてフィルムコンデンサのハンダ付けです。

これも同様に足を磨きます。

これでフィルムコンデンサも完了です。

3) 電解コンデンサのハンダ付け

そして、電解コンデンサのハンダ付けです。
これも一つ一つ磨きます。

これで電解コンデンサも終了です。

4)ターミナルのハンダ付け

5) ターミナルのはんだ付け
ターミナルをはんだ付けです。これでIC以外の部品は全てハンダ付け終了です。

6) 最後にICのハンダ付け

最後にIC2個をハンダ付けをすれば完了です。

3.基板の製作完了!

これで基板の製作は完了です。

製作時間は、基板二枚で1時間弱ですね。意外に時間がかかった理由は、部品の足を一つ一つ磨いたためです。
次回は、電源周りの準備を行います。
お楽しみに!