TDA-7293を使って本格的なアンプを作ろう!−その15−

こんばんは、Tomです。今週末はとても寒いですね〜。今朝も雪を心配しましたが、なんと今日もほとんど雪がありませんでした。すべて蔵王山が食い止めてくれているようです。蔵王様ありがとう!それにしても、日本海側の皆様、大雪大変ですね。お見舞い申し上げます。

さて、今日は雪が降らないまでもとても寒い日なので、歯医者と外科に行く合間を縫って、家の中でアンプの問題対策を行っていました。

1.アルミ板でグランドプレーンを作る
スイッチング電源を使用しているので、出来るだけスイッチングノイズを減らしたいと思っています。これでまでは、動作確認ということで裸で動作を確認していましたが、今回はアルミ板でグランドプレーンを作り、全体の動作を安定させることにします。

1)アルミ板
これがアルミ板です。0.5mmで約700円弱です。

なんと幅はアンプのシャーシーとほぼ同じ大木ですので、ピッタリです。なんという偶然!
後は前後の長さをカットするだけです。

2)アルミ板をカット
アルミ板の前後の長さを少し詰めます。

①寸法を測定 

②フェルトペンでケガキ

③カッターでカット
厚さは0.5mmなので、カッターで簡単に切り込みを入れることが出来ます。

④あとは折ってしまえば簡単に切断できます。

3)穴あけ
まずはスイッチング電源を固定する穴を開けます。

①アルミ板を固定する穴の穴あけ

②スイッチング電源一のケガキ

③穴あけ

④バリ取り

2.スイッチング電源の取り付け
スイッチング電源を取り付けます。

3.電解コンデンサ基板の取り付けと、GNDの取り付け
1)基板にGND線をはんだ付けします。

2)基板を取り付け

3)GND線をGNDベースに取り付ける

4.2つ目のコンデンサ基板にGND線の接続
次に2つ目の10000μFのコンデンサ基板にGND線を取り付けます。

1)基板を取り外す

2)GND線をはんだ付け

3)これで電源系は完成

5.電源のを確認

1)電源の確認

2)電源±36Vの確認

3)ACモードで電源のノイズ確認
100mV/divレンジでのノイズを確認します。

まあまあかな〜?

6.アンプの出力確認
そこでアンプの出力を確認します。

やっぱりザラザラしています。

7.ヒートシンクを取り替え、アンプ基板をGNDを近くにする。
1)基板がGNDから離れているので、ヒートシンクから基板を取り出します。

2)小さなヒートシンクに交換します。

3)GNDから離れている状態

ノイズは大きいです。

4)GNDの上に設置

GNDがかなり小さくなっています。

5)音声の確認
実際に音声を入力してみます。
まだ改善されていませんね。

これからどうすれば、良いのか判らなくなり、ちょっと困りました。
いよいよICの交換かな?