Tomのアンプ、売りに走る!−その2−

こんばんは、Tomです。今朝は、結構寒かったのですが、日中はとても暖かい日でした。でも午後に大きな地震が・・・。震度4でした。震源地は福島の原発沖です。なんだか今年は原発沖の地震が多いので、気になります。

さて、昨日から始まった『Tomのアンプ、売りに走る!』の記事ですが、今日はーその2−となります。
今日のアンプは、パイオニアのビンテージプリメインアンプ、SA-910です。

1.このアンプの思い出

これは、お友達のSekiさんから2011年に頂いた、故障したアンプでした。これを修理したのが、アンプの修理とアンプの製作の始まりだと思います。

これがSA-910の修理 −その1

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20110702/1309568960

そして、これがFINALの記事です。この間、約25回ほどの連載をしていました。
初めてのアンプの修理でしたので、結構大変だった事を覚えています。でも、この修理でかなり鍛えられました。

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20110903/1315037991

2.動作確認
このアンプ、きちんと動作するようになりましたが、その後はずーっとラックに入ったままでした。
そこで、勿体ないので売りに出すことにしました。思い出のアンプですが、ラックで眠っているよりは、欲しい方にお譲りした方がいいでしょう?

そこで、動作を確認します。
前回同様、いきなり普通のスピーカーを繋ぐのは危険です。
そこで、壊れてもいいようなスピーカーを繋ぎます。

音楽ソースは、ネットワークオーディオプレイヤーとLINNのKAIRNのプリアンプから送り出します。

いろいろ触ってみると、アンプ自体はきちんと動作しますが、トーンコントロールをバイパスするスイッチにガリがあるようです。一度、バラして接点不良を解消しなければならないようですね。

3.バナナ端子を取り付ける
ジャンクスピーカーで動作が確認出来ましたので、今度はちょっとましなスピーカーを接続します。でも、そのスピーカーには、先日バナナ端子をとりつけたので、バナナのメスケーブルを作らなければなりません。

マイナス端子が一個足りないので、別の端子を使用しました。

バナナのメスハーネスが出来ました。

アンプに取り付けます。

バナナのメスにスピーカーのオス端子を取り付けます。

4.試聴

それでは試聴します。
古いビンテージアンプなのですが、結構素直で良い音がしますね。

このアンプは、1973年製ですので、44年前のアンプです。
44年前の価格で10万円ですので、今の価格価値だったら30万円くらいになる高級品ですね。

詳しくはこちら・・・。
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/amp/sa-910.html