BOSEのミニレシーバー RA-15 の修理 −プロローグー

こんばんは、Tomです。今日はお彼岸の中日、そして三連休の最終日でした。とても天気が良く、気温も上昇しとても暖かい日でした。

さて、今日はお彼岸の中日という事もあり、午前中はお墓参り、そして、近所の方々と念仏講。午後は、来客もあり、結構忙しい日でした。

そんな中、Tomは朝早起きしたり、時間を見つけてはBOSEのミニレシーバーの修理を行いました。
実は、先日、お友達のKamadaさんが、壊れたこのレシーバーと同じものを頂いて修理したら、結構いい音だったそうです。
そこで、数台のアンプを売却して軍資金が出来たTomは、ヤフオクでジャンクのレシーバーを落札しました。
それが、連休の前に届きました。

そのレシーバーというのがコレです!これはBOSEのRA-15というミニレシーバーです。

外観は、少し傷がありますが、まあまあです。

1.故障の症状の確認
まずは、ジャンクという事ですが、どんな症状なのかを確認します。
電源ケーブルの眼鏡ケーブルが付いていなかったので、Tomが保有しているケーブルを使用しました。

1)電源を入れる

電源ケーブルを接続してみます。

するとパイロットランプは点灯します。

2)電源スイッチをON!

次に電源スイッチをONしてみます。すると、『WELCOME』の表示の後、FMの周波数を表示しました。

なんだ?
若しかして壊れていないんじゃない??

3)音声を入力しスピーカーで確認する。

音声をLINNのKAIRNから入力し、スピーカーをつないで確認します。

結果、期待とは裏腹に、『ブーン』という小さな音だけで音声が聞こえませんでした。
やはり故障していますね。ジャンクですからね。

2.アンプをひたすらばらす

アンプは完全に故障していますので、まずは、修理しやすいようにひたすらばらします。

1)TOPカバーのバラシ

まずは、TOPカバーをばらします。

カバーを外すと、中はこんな感じです。

2)ヤバそうな箇所を発見!

基板を確認したら、なんだかヤバそうな箇所を発見しました!

これは、映像の切り替えをする基板ですが、この基板が焦げていますね。

3)一次電源基板をバラす

まずは、一次側の電源基板をバラシます。

すると、基板の下の整流基板も色が変色していました。

ここもヤバそうですね。

4)映像切り替え基板をバラす

次に映像切り替え基板をバラします。

5)メイン基板を取り出す

サブ基板が取り出せたので、いよいよメイン基板を取り出します。
まずは、基板を固定しているビスを外します。

次に、リアパネルのコネクタを止めているビスを外します。

これだけではフロントパネルが邪魔して取り出せません。
そこで、フロントパネルを取り外します。

ヒートシンクを止めているビスを外します。
これでやっとメイン基板を取り外す事が出来ました。

6)基板の信号線が確認できるよう、再度接続する

全ての基板がバラせたので、今度は修理しやすいように、裸の基板で信号線を追いかけられるよう、再度ハーネスを配線します。

出来ました。
でも、こうなるとシャーシーも邪魔ですね。

そこで、シャーシーからトランスを外しました。

これですべて丸裸です。

これなら、基板上の信号を簡単に追いかけられますね。
次回は電源の確認からです。
お楽しみに!