LINNのプリアンプ KAIRNの修理 ーその6ー

こんばんは、Tomです。今日は、とても天気が良い朝でした、しかし夕方は雨が降ってきました。昨日車洗わなくて良かったです。

さて、今日の記事は、久しぶりにLINNのプリアンプKAIRNの修理の記事です。週末に時間を見つけて修理を行いました。今回で電解コンデンサの交換が終了します。

1.今回の交換エリア
今回のエリアは、イコライザアンプの片側と、電源部です。

1)イコライザアンプ部のコンデンサの交換
まずはイコライザアンプのコンデンサ交換です。

イコライザの電解コンデンサはすべて交換できました。

2)電源部の電解コンデンサの交換
電源部の電解コンデンサのスペースはとても狭いのです。

これでは、220μF50Vの電解コンデンサは入りません。よく探したら35V品が見つかりました。
これなら、狭いスペースにも入りそうです。

装着してみると、丁度同じ大きさでした。

これで、メイン基板の電解コンデンサはすべて交換出来ました。

2.交換した電解コンデンサ
交換した電解コンデンサはこれです!
60個以上ありました。

3.交換した電解コンデンサの容量を計測する
折角なので、交換した電解コンデンサの容量を測ってみました。

これは、ちょっと容量が抜けてますね。

なんと、198μFの電解コンデンサが見つかりました。

どうせなら、すべてのコンデンサの容量を測ることにしました。

全ての電解コンデンサの容量を計測しました。
その結果はこれです。
22μFの容量は大丈夫でしたが、220μFの方は、結構容量抜けがありました。

やはり、電解コンデンサを交換して良かったですね。