LINNのプリアンプ KAIRNの修理 ーその8ー

こんばんは、Tomです。今朝は少し寒かったけど8時過ぎからとても暖かい日になりました。おそらく最高気温は20℃迄上がったと思います。明日も暖かい日だそうです。楽しみです!

さて、先週から今週にかけて実施しているLINNのプリアンプKAIRNの修理ですが、今日の記事はその8となります。昨日の記事では、メイン基板のショートを確認し、その後洗浄しました。
今日はその続きで、動作の確認を行います。

1.基板を本体に仮止め
洗浄したメイン基板が乾燥したので、いよいよ動作確認です。そのためにメイン基板をシャーシーに仮止めします。

アースを取り付けます。

2.ショートの確認
電源をいれて一番怖いのはショート。
電解コンデンサの部分でショートは確認してますが、三端子レギュレータのショートの確認も行います。

1)三端子レギュレータの放熱部分のショート確認

2)三端子レギュレータの出力とGND間のショート確認

大丈夫の様です。

3.フロントパネルの取り付け
いよいよ、フロントパネルを取り付けます。

4.三端子レギュレータの電源出力の確認
全体の動作を確認する前に、電源を入れ、三端子レギュレータの+5Vと±15Vの電源を確認します。

1)+5V

2)+15V

3)-15V

フロントパネルの表示もOKです。

5.音出し確認
そして、いよいよ入力と出力に機器を接続し、音声の動作確認を行います。
機器はいつもの通り最小構成です。
入力は、CDラジカセ。出力は、Tomが製作したミニアンプとスピーカーです。

接続して音声を確認します。

確認結果、きちんと動作をしてますね〜。

リモコンでボリュームを変えてみましたが、キチンと操作する様です。

これでメイン基板の動作はOKです。
これで全体の動作が確認出来ましたので、次回は、フロントパネルの最終仕上げです。
お楽しみに!