TDA-7293とLM3886のデュアルアンプの製作 −その7−

こんばんは、Tomです。今日は、午前中はポカポカと暖かい日でしたが、午後は一変!物凄い突風が吹き荒れ、春の嵐でした。お陰で、東北本線は全面運休。お陰で飲み会を予定していましたが中止となりました。残念!

さて、飲み会が中止となりましたので、今日はいつもの様に週末に実施したTDA7293とLM3886のデュアルアンプの製作の記事をレポートします。今日は電源の仕上げです。

1.コアの追加
昨日は、アンプの外付け電源がほぼ出来上がりました。しかし、大事なものを忘れていました。それはスイッチング電源のすぐ後にスイッチングノイズを取り除くためのコアの挿入です。
電解コンデンサの前に、これを入れるのでした。危ない危ない!
コアに±34Vのラインの線を3ターン巻きました。

2.全面端子への配線
次に、アンプの試作品などに電源を接続出来るようにするために、全面の電源端子に電源ラインを配線します。

3.電解コンデンサにはんだ付け
そして、その電源ラインを、電解コンデンサに半田付けします。

これで、リアのキャノンコネクタからも、全面の電源端子からも電源を取り出せる様になりました。

4.LEDの抵抗値を変更

この電源シャーシーは、元々13.8Vの無線機用の安定化電源の物でしたので、今回の電源は約3倍。そこで、LEDの抵抗も3倍に変更しなければなりません。

1)LED基板の取り出し
LED基板を取り出します。でも、ビスが空回りして基板が取り外せません。

そこで、全面パネルを取り外します。

そして、折角接続した電源端子も取り外しです。

やっと、全面パネルも外れ、LED基板も取り外すことが出来ました。

2)抵抗値を変更する
取り出した、LED基板の抵抗を変更します。

これでLED基板の抵抗値変更終了です。

5.組み立て
LED基板を取り付ける。

そして、電源端子を取り付ける。

スイッチング電源に一次側を配線する。

6.動作の確認
それでは動作確認を行います。

1)ショートの確認
まずは、ショートの確認です。

2)+34Vの確認

3)-34Vの確認

7.完成!

これで、アンプの電源が完成しました。
あとは、アンプの製作ですね。
楽しみです!