LINNのプリアンプKAIRNの修理 シーズン5−その4−

こんばんは、Tomです。今日はL、また雨の日になってしまった。なんなんだかな〜。でも明日からの週末3日間は晴れるそうです。楽しみ!

さて、今日の記事も、昨日に引き続きLINNのKAIRNの修理です。昨日は、ジャンパーとコンデンサの取り付けで何とかなると思いましたが、簡単ではなかったようです。
今日は、本格的に修理を行います。

1.回路図と部品を用意
昔最初に修理をした時、Tomはパターンを目で追いかけ回路図を起こしました。
今回からこれを使用します。

7セグのLEDが点かない、そして、電源のLEDの明るさが暗いという事で、これは電源電圧が異常なのでしょう!以前もこの経験があります。

それが、この三端子の周りの抵抗2本です。

この抵抗の値は、240Ωと360Ωです。
こんな値の抵抗をTomは保有しておりませんので、会社の帰りにお友達のKamaさんの所に立ち寄り、抵抗を分けて頂きました。

2.チップ抵抗の半田再設定

代替えの抵抗を取り付ける前に、まずはチップ抵抗の半田を再半田します。
その前に邪魔になる電解コンデンサを取り除きます。
そして、チップ抵抗に再半田を行います。

3.抵抗値を確認

再半田した後、チップ抵抗の値を確認します。
360Ωは復活しました。
しかし、R20の240Ωはなんと600Ωくらいあります。

でも、この抵抗に並行で三端子レギュレータが付いていますので、三端子レギュレータを取り除きます。

三端子レギュレータを取り外して、抵抗値を確認しても、560Ωくらいありますね。この抵抗はもうNGです。

4.抵抗を交換

240Ωのチップ抵抗を取り除き、Kamaさんから頂いた抵抗をはんだ付けします。

テスターで抵抗値を測ると、241Ωですので大丈夫ですね。

5.動作確認
さあ、いよいよ動作確認です。
スイッチON!・・・・・だめですね〜。

週末は本格的に直したいと思います。