おはようございます、Tomです。昨日はとても肌寒かったですね。そして、週末の今日も曇りで、肌寒い様です。もう暖房は必要になってきました。
さて、BOSEのレシーバーの修理も、いよいよ大詰めです。今回はいよいよメイン基板に入出力の配線を行いバラックでの音出し確認を行います。
1.スピーカー出力部の配線
TDAのシングルアンプの動作は確認できましたので、基板にスピーカー出力の配線を行って行きます。
1)パターンを探す
まずは、スピーカー端子からアンプ近くに伸びているパターンを探します。
2)ハーネスを半田付け
4Pのフラットケーブル(ちょっと太め)のケーブルを2PずつLとRに分割し、パターンにはんだ付けを行います。なぜ2Pずつ使用するのか?は後で記述します。
3)リレーに半田付け
今度は、先ほどのハーネスの反対側をリレーの接点に半田付けします。今回はスペースがなく、リレーを端子盤に取りつけられないので、直接リレーの端子に半田付けしなければなりません。ところがリレーの端子は小さいので2Pに分けてはんだ付けし、且つそれらを合体して信頼性を上げたいと思います。
4)ホットメルトで固定
リレーのもう片方(アンプ基板に接続する)のハーネスも半田つけしたら、ホットメルトで固定します。これでショート、断線の防止になります。
5)基板とリレーの固定
折角ホットメルトガンが温まっているので、ついでにリレー基板と、リレーをメイン基板に固定します。ホットメルトは、ほんと便利です。
6)動作確認
ここまでの作業で問題が発生していないか?リレーはきちんと動作しているか?の動作確認を行います。
これでOKです。
2.入力部の配線
出力部の配線はほぼ終了しましたので、今度は入力のハーネスの配線です。
1)パターンカット
まずは入力をAUXの端子に決定し、AUXの端子からメイン基板の各部品に伸びているパターをカットします。
2)はんだ付け
3)ホットメルトで固定
後は、ホットメルトで半田つけした場所を固定します。
4)その他のハーネスも固定
ついでにその他のハーネスも固定します。
3.動作確認
さあ、バラックでの動作確認を行います。
1)入力端子を接続
2)アンプの出力を確認
次にアンプの出力をオシロで確認します。
OKです。
3)スピーカー端子での出力確認
今度はリレーを通した後のスピーカー端子での出力を確認します。
①電源投入直後
②約3秒後
キチンと3秒後に出力が出ますので、スイッチを入れた瞬間の『ボン!』という音はしないと
思います。
4.スピーカーをつないで最終音出し
さあいよいよスピーカーをつないで音出しを行います。
どんな音が出るのか楽しみです!
スイッチON!
おおー!シングルアンプなのに結構力強い音ですね。
期待通りの音です。
これなら、修理の確認用としてだけでなく、幅広く使えますね。
次回は、組み立て、仕上げです。
お楽しみに!