TDA7293デュアルアンプの製作 −その4−

おはようございます、Tomです。今朝も冷たい雨の日です。あまりにも外が暗いので、少し寝坊してしまいました。この天気は来週の火曜日まで続くようです。つまり、台風が過ぎるまでですね。今週末に予定していた花壇の製作はお預けか・・・・・。残念!

さて、4月から9月までは、ほとんどアウトドアの活動でしたが、9月以降はインドアの生活です。おまけにこのところ雨の日が続いており、週末の活動も今一です。そんなわけで、今日の記事もTDAのデュアルアンプ製作の記事です。飽きないで見てね。
前回は、レイアウトを行いましたので、いよいよ、今回から本格的にアンプの製作に入ります。今日は、スイッチング電源の配線を行います。

1.スイッチング電源の配線の準備
会社の帰りに、近くのホームセンターに立ち寄り、電源配線の為のケーブルを購入してまいりました。±36Vの電源なので、赤白線と、青白線を購入したかったのですが、残念ながら赤白線と赤黒線しかなかったので、赤黒線を-36Vにしたいと思います。

2.100Vの電源ハーネスの設置

まずは、1次側である100Vの電源ハーネスの接続を行います。
圧着端子は、前回箱買いしたものを使用します。箱買いするととても安く購入できます。

100Vの端子をジャンパーします。

3.二次側の電源電圧確認

100Vのジャンパーが終了しましたので、今度は、2次側の電源電圧を確認するために、仮の100Vケーブルを固定します。このケーブルは確認専用で、すでに圧着端子が取りつけてあります。


  1. 36Vのスイッチング電源を2個使用して、±36Vにするわけですが、それぞれの電源電圧が揃っていないと、電源投入時に『ボン!』という音がしたり、プッシュプルの特性が揃わないリスクが有るので、接続する前にきちんと電源電圧を調整します。

1)1つ目
ますは1個目の電源電圧測定です。電圧は36.2Vの様です。

2)2つ目
次に2つ目の電源電圧測定です。これも36.2Vでした。おかげさまで調整の必要はないようです。

4.二次側の電源ハーネスの接続
二次側の電源電圧の確認が出来ましたので、二次側のハーネスを接続します。

まずは、センタータップとなるGNDの接続です。GNDはとても大事なので、2本使用して
ジャンパーします。

次に、±36VとGNDのハーネスを接続します。

5.コアを取り付ける

最後にスイッチング電源のすぐ後に、大型のコアを取り付けて、スイッチングノイズを軽減します。この根本ですぐにノイズを抑えないとダメですね。コアには3ターン以上巻き付けます。よくコアを単にスルーしただけのものを見かけますが、巻き付けないと効果を発揮する事が出来ません。

これで、電源の配線は終了です。
次回は、ノイズフィルターを製作します。
お楽しみに!