おはようございます、Tomです。今朝は、台風一過でとても天気が良く、気持ちよい朝です。これが昨日だったらね〜、勿体ない。でも、台風22号はあまり大した影響はなかったので、良かったです。
さて、そんな訳で昨日は雨降りでしたので、一日中家の中でした。しかもカミサンは少々風邪気味。そこで半日くらいアンプの製作に時間が割けました。
今日もTDAのアンプ製作の記事です。今回はいよいよ電源と入出力の配線を行い、動作を確認します。
1.電源の配線
まずは、電源を配線します。電源を直接引くのは±36Vのみ。GNDは別途取り付けます。
簡単です!
2.入力の音声信号の配線
テスト用の入力の配線は、先日シングルアンプを製作した時に入力に使用したケーブルで残った残骸(ピン端子)を流用します。テスト様ですからこれでも問題ありません。
これで雄雌変換プラグが有ればOKです。
ピンケーブルは、芯が細いので、基板の入力ターミナルには対応出来ません。そこで、途中で、少し太めのハーネスに変換します。
これを基板に取り付けます。
これで、音声入力はOKです。
3.GNDの接続
GNDはこのような端子を作り、基板のすぐ近くのGNDターミナルから引き込みます。OKかNGか難しいところですが、とにかく今回は、これで行きます。
モノタロウで購入したM4の菊座をしっかり入れGND端子に接続します。
これでGNDも終了です。
4.電源のショート確認
電源を入れる前に、電源がショートしていないかどうかを確認します。
5.火入れ
いよいよ火入れです。
スイッチON!
電解コンデンサ部はOKです。
基板も問題なしのようですね。
6.入力信号を入れ、動作確認
火入れが終わりましたので、入力信号を入れ、動作確認を行います。
動作確認は、いつもの様に最小の構成で行います。
結果、少しスイッチングノイズが乗っていますが、L,R共にきちんと増幅を行っています。これで動作はOKです。
動作確認が出来ました。
後は追い込みですね。
ノイズについては、以前経験済みで、想定内です。TDAのICは、経験上とても敏感なので、このノイズを取り除くには、入力にハイカットフィルターが必要なんです。
これは、今年の1月に製作したアンプでのノイズ対策の記事です。
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20170122/1485081646
次回は、フィルターを取り付けて対策します。
お楽しみに!