オーム社 ラミネータ LAM902Tの修理 −プロローグ−

おはようございます、Tomです。今日の外気温は-1℃で室内は10℃です。ついにネットで外気温が計測できる温度計を格安で手に入れました。これでこれから毎日外気温をレポート出来ますね。

さて、今日の話題は、また修理の話です。先日、Tomがお世話になっている整体のOhkaw先生からノートPCの修理品を預かる時に、『一緒にこれも診てください。』と預かったのが、ラミネーター(A3)です。症状は、スイッチを入れても電源が入らなくなったとの事。Tomは、おそらくフューズが飛んだんだろうと思い、かる〜く引き受けました。
それがこれです。
これは、オーム社のラミネータで、DIYで良く見かけるものです。発売元はオーム社ですが、中国製です。

先日の日曜日の午前中は、雪が降って花壇づくりが出来ませんでしたので、11時から12時まで1時間で、ちょっと弄ってみました。
さあ、どんな展開が待っているのでしょうか?

1.動作確認

まずは、動作を確認してみます。

スイッチON!

やはり、LEDもモーターも動作しません。

すると、大元のフューズ切れかな?

2.バラシ
それでは早速バラシです。
本体をひっくり返し、6本ほどのタッピングビスを外すと、簡単に2つに割れました。

3.電装部

電装部はたったこれだけです。

しかも、電源とメインコントロール部は左側の小さな基板で、右側は単なる操作パネルです。
何だか、怖いくらいシンプルです。

このドライバーの先にフューズを見つけました。原因はおそらくこれでしょう!

4.基板を取り出す。

早速基板のみを取り出しましょう!

1)固定ビスを外す

2)コネクタを外す

これで基板を取り出す事が出来ました。

5.フューズの確認

早速テスターでフューズを確認します。

結果、フューズはなんと切れていませんでした。

となると、裏側の回路を調べる必要がありますね。

この基板、いきなり100Vで入ってきて、それを5Vに落としてコントロールしています。しかも、こんなに小さいです。

フューズ切れくらいなら簡単でしたが、こうなると電源から追いかけるしかないですね。
部品の調達も含めて大変なことになってきました。
次回をお楽しみに!