東芝 REGZA 40R9000の修理 −その2−

こんばんは、Tomです。昨日結構雪が降りましたので、今朝積もっているのかな?と心配をしていましたが、未明に行きから雨に変わり、逆に雪が溶けてくれました。良かった〜。

さて、今日の話題は、昨日のREGZA修理の続きです。
昨日は、何とかインバーター基板を取り出したところまででした。今日はその続きです。

1.部品の確認
交換対象部品は、インバーター基板にある4個の電解コンデンサです。これはルビコンの330μF 35V 105℃品の様です。

Tomが保有しているのは、基本的に50V 85℃品ですが、この場所はブラケットから逃げているので、大きさ的には問題なさそうです。

部品箱を見てみると、330μF 50V品がこんだけありました。やはり、在庫があると便利ですね。

2.古い電解コンデンサの取り外しと、容量測定

それでは、早速インバーター基板に取り付いている電解コンデンサを取り外しましょう!
無理やり面実装基板に半田付けしているので、コンデンサ本体は、接着されていて、取るのが一苦労でした。

取り外した、電解コンデンサの容量を測定してみると・・・・あれれ?
容量以上ですね。4つともすべて330μF以上の容量がありました。
もしかすると、このコンデンサが原因ではないかもしれません。

まあ、それでも、フレッシュなコンデンサに越したことはありませんので、4つすべて交換します。

何とか納まりました。

3.ショートの確認と接着

半田付けした箇所がショートしていないかをテスターで確認します。

ついでに、半導体が壊れていないかも確認します。

全て確認しました。OKです。
最後にホットメルトで、電解コンデンサを固定します。

これで完成です。

4.組上げ
さあ、組上げましょう!
バラした工程を遡ります。

これで、基板とブラケットは元通りになりました。
これから動作確認を行う訳ですが、バラしたままで実施しますので、足だけ取り付けます。

5.動作確認

さあ、いよいよ動作確認です。

AV入力にBoseのDVDを接続します。

スイッチON!
画面は一瞬映りましたが、すぐに真っ黒に・・・・。

やはり、あの基板の電解コンデンサは白だったんですね。
次回は、ネットで類似の故障がないかを調査してみます。次回は電源基板を攻めてみたいと思います。