Tomが初めて購入したCDプレイヤー(DCD-3300)の修理

こんばんは、Tomです。今日は朝からお天気でした。そして、空気はヒヤッとしてとてもすがすがしい日でした。こんな日が毎日だったらいいのにね。

さて、Tomが製作していたアンプほぼ出来上がり、あとはチューニングだけになりました。そこで、今回はCDプレイヤーの修理の話題です。

1.Tomが初めて購入したCDプレイヤー
これは、Tomが25歳の時初めて購入したCDプレイヤーDENONのDCD-3300です。もうかれこれ30年以上経過しています。
当時は、レコードからCDへの切り替り目の時で、Tomはお気に入りのレコードと同じCDを1枚購入して、ヘッドフォンを持参してオーディオショップに行き、ずらりと並んだCDプレイヤーを片っ端から聴いたのでした。そして、どうしても離れられなかったのが、このDCD-3300です。
音が踊っていて、こんな楽しい音が出るCDプレイヤーはこれしかなかったのです。
ところが、このCDプレイヤーは当時DENONのハイエンドであり、定価はなんと20万円。何とか値切って12万円で購入しました。そうです、夏のボーナスをつぎ込んで購入したのです。

2.CDが読めなくなった。
長年大事に使用していましたが、最近はネットワークプレイヤーを使用していたので、全く使用していませんでした。ひさしぶりに動作確認をしたら、なんとCDが読めなくなってしまったのです。

3.さっそくバラシ
さっそくバラします。久しぶりのバラシです。

蓋を開けました。中はこれ!
30年経過しているに、中には埃一つありません。

4.修理
それでは修理しましょう!
まずはトレイを出します。

CD固定装置をめくると、ピックアップが見えてきます。

この固定装置を取り外します。

ピックアップが見えてきました。

5.ピックアップの摺動
ピックアップの動作を確認します。
ピックアップはホームポジションにありますが、どうもこのスライドレールが固着しているような感じがします。
そして、ピックアップをつかんでスライドしてみます。

なんだか、スライドがスムーズになったような気がします。

6.動作確認
それでは、動作確認しましょう!

CD固定装置を元に戻します。

CDをセットして、動作確認。
ちゃんとCDを認識して、動き始めました。

本システムに接続します。

7.清掃
最後にピカピカにします。
まずはマジックリンと歯ブラシで・・。

そしてリアのコネクタは、パーツクリーナでピカピカに。

最後は、シリコンクリーナーで仕上げをします。

30年以上経過しているのに、まるで新品同様です。

やっぱり、ビンテージは何年経っても良いですね。