パイオニア オール金属ダイキャストスピーカー S-X3Ⅱのメンテナンス

こんにちは、Tomです。今日は一日梅雨空で、時折小雨が降ったりしていて、結構寒い日です。なので今日は一に家の中で過ごしています。

そんな訳で、今日は先日ドラフトで出来上がったアンプで音楽を聴きながら、スピーカーのメンテナンスを行いました。
そのスピーカーはこれです!

このスピーカーは、今から36年前の1982年製のパイオニアのS-X3Ⅱという10cm2ウェイスピーカーです。

http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-x3ii.html

当時ブックシェルフスピーカーというのが一時流行った時があり、その時に発売されたオール金属のダイキャストで出来ているスピーカーなんです。鋳物なので、結構ずっしりと重いです。
これは、20年ほど前にお友達から頂いたものです。
だいぶ年月がたったので今日はそれをメンテナンスします。

1.両面クッションテープの跡をはがす

清掃する前に、まずは以前PCの近くで使用しているときに、このスピーカーにUSBハブやらSUカードのコネクタや、無線機の操作パネルをクッション両面テープで貼り付けていたことがありました。そのテープの残骸をパーツクリーナを使用して剥がしてゆきます。

パーツクリーナーを吹きかけながら、端から順に剥がしてゆきます。

4か所くらいあったテープの残骸は、無事剥がし終えました。

2.スピーカーユニットの前面パネルの取り外し

スピーカー部の洗浄をやりやすくするために、スピーカー前面パネルを取り外します。
こんなところも、ちゃんと6角ボルトを使用して、高級感を出しているんです。

スピーカーの前面パネルを外そうとしたら、全部くっ付いてきました。これは予想外です。これでは外す意味がありません。でもここまで来たらしょうがないので、外した状態で清掃します。

3.洗浄
洗浄は、いつものごとくマジックリンと歯ブラシです。
まずはウーファー部から。ウーファー部のネットは、マジックリンの液がスピーカーに落ちない様に、歯ブラシに少々のマジックリンを付けてブラッシングし、その後すぐにウエスでふき取ります。

そして、ツイーター部

スピーカー部が終了したら、次はボディーです。

そして、リア部です。端子部は特に念入りにブラッシングします。

4.組み立て
最後に組み立てればOKです。

5.完了!
これで、スピーカーの洗浄は完了です!

どうです?
ピカピカでしょう?
とても36年前の製品とは思えませんね。
物はメンテナンスして大事に使用すると、末永く使用できるものですね。