TDA7293デュアルアンプ(依頼品)のサポート −その7−

こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続き暑い日でした。この週末の土曜日から一週間猛暑になるそうです。この週末はゴルフがあるので、熱中症に気を付けよう!

さて、今日の話題はいつものようにアンプの話です。
先日、読者の『アンプ屋さん』から再度ご指摘がありました。配線が間違っているそうです。なにせ、トランス電源のノイズ対策はまるっきり初心者のTom。このアドバイスは貴重です。
それでは、早速電源基板のノイズ対策を行います。

1.ブリッジ基板の修正
まずはブリッジ基板を取り除きます。

ハーネスを取り除きます。

そして、配線を極力短くするために、基板を半分にします。

最後に最短でコンデンサ基板に配線を行います。

2.コンデンサ基板修正
今度は、コンデンサ基板の配線を変更します。
アンプ屋さんのアドバイスでは、コンデンサの明日はX字に配線し、そのX字の中心点にアースポイントを置くのだそうです。

それではやってみましょう!
まずは、コンデンサの足の半田を取り除きます。
 

それを、X字の形にします。そのとき、電源のパターンをカッターで切断します。
そして、コンデンサの足に加えてリード線をX字にダブルにはんだ付けします。

そしてX字の中心をアースポイントにします。

シャーシーのアースポイントは、X字の中心のすぐ近くに、取り付けビスと一緒に落とします。

3.トランスの配線

最後にトランスの中点を半田付けすれば完了です。

4.電圧の確認

そして、ショートの確認をしてから、電圧の確認を行います。

次回は、この電源をアンプに取り付けます。
ノイズが取れるといいね。