モービル無線機 IC-7000のメンテナンス 

こんばんは、Tomです。昨日の朝は、台風一過とはいえまだ少し台風の影響が残る朝でした。でも今日はとても清々しい朝です。まさに秋晴れの天気でした。

さて、昨日毎朝無線でラグチューしているお友達グループのKumaさんから、無線機の出力があまりでないから見てほしいという依頼が有りました。あまりにも電波が飛ばないので三連休に見てみたら、ハーネスやアンテナのSWRはOKだったので、無線の故障の様であるとの事。そこで、今日は無線機のメンテナンス記事です。ファイナルが逝かれていなければいいのですが。

1.モービル無線機 IC-7000S

これが、メンテナンス対象のアイコム製 IC-7000です。こんなにコンパクトなのにHF〜430MHzまで使用可能です。私もこんなのが1台欲しいですね。

そしてこれが無線機の出力を測るための計測器、菊水のRF WATT METERです。お友達のKamaさんから借りてきました。

2.ヒューズ付きハーネスの製作

依頼された無線機の電源ケーブルにはヒューズがありませんので、万が一の事があった場合危険です。そこで安定化電源との間にヒューズBOX付のハーネスを用意する事にしました。
詳しい説明は行いません。

これで準備が出来ました。

3.火入れ

火入れをします。

まずは安定化電源の出力端子に接続。(テーブルまで延長してあります。便利でしょう?)

そして、電源電圧を13.8Vに調整します。

電源を無線機に繋いで、電源ON!
キチンと動作します。当たり前か。

4.出力の調整
この無線機は最大50W の出力が出ますが、ヒューズの関係上25Wまでとします。
マニュアルも一緒にお借りしましたので、これを見て出力を切り替えます。

まずは10Wに設定しましょう。50W×20%=10Wとなります。

5.出力の確認

さあいよいよ出力の確認です。

10Wの状態でPTTをON!

あれ?ちゃんと10W出てるじゃないですか?

パワーを25Wに上げてみます。
PTT ON!

今度はほぼ25Wまでメーターが振れますね。

ファイナルが逝かれていたら大変だと思っていましたが。
出力はキチンと出てきますね。
大丈夫です。そうすると、無線機以外の場所ですね。
明日Kumaさんに報告しよう!