こんばんは、Tomです。昨日から今朝にかけ結構寒かったですね。昨日蔵王山では雪が降りました。今朝通勤に写真をパシャリ!もう冬です!
さて、今週は、音場の調整の為に入れたBEHRINGERのデジタルグラフィックイコライザがフリーズしてしまい、その解析に明け暮れています。どうも個体の故障の様ですので、今回からは故障の解析モードに入ります。
1.これまでの傾向
これまでの傾向では、RTAモード(スペアナ表示)での使用時では、約30分でフリーズ。
そして表示がグラフィックイコライザのフェーダー(動かない)モードの時は、1時間以上もってからフリーズしました。
という事は、DSPなどのプロセッサ系に負荷がかかると早めにフリーズするのだと推測します。
2.フリーズ内容を問い合わせる
このDEQ2496がフリーズするとき、"Error11”と表示されます。
このError11の要因を、サポートに問い合わせたところ、回答はDSP(デジタルシグナルプロセッサ)のエラーという事でした。
なるほど!
3.推測
ネットでいろいろ調べてみると、下記の2つの原因が考られる事が判りました。
①DEQ2496のスイッチング電源が熱を発し、その熱でDSPがフリーズするという説。
②スイッチング電源の発熱で電解コンデンサが劣化し、DC電源にノイズが乗り、DSPがフリーズするという2つの説。
Tomとしては、この商品を中古で譲っていただいた当初は、これをDAコンバータとしてもしようしており、毎日使用していたので、熱だけでフリーズする事は考えにくいです。
むしろ、電解コンデンサの経年劣化で電源の平滑性が無くなり、ノイズが乗り、デジタル信号にスパイクが乗る事の方がしっくりきますね。
4.再現実験
さて、それでは、今日は再現実験しましょう!
今回は、システムに繋がず(リスキーなため)、長い光ケーブルでCDのデジタル信号をDEQ2496に繋ぎ、単独で動作させます。
そして、熱がこもりやす用に蓋をします。これまでの傾向では、約30分でフリーズすると思います。
5.再現しなかった
30分でフリーズすると予測していましたが、なんと2時間たっても再現せず!
なんで再現しないのか?
分かりません!