デジタルグラフィックイコライザ DEQ2496の修理 −その7−

こんばんは、Tomです。今朝は寒かったですね〜。なんとTomの町では今シーズン初の氷点下0.8℃を記録しました。もう冬です。皆さん、冬タイヤ履き替えましたか〜?

さて、今日は久しぶりに修理の記事です。先日まで実施していたBEHRINGERのデジタルグラフィックイコライザの修理の続きです。

今日は、このDEQ2496のスイッチング電源の電解コンデンサの容量を確認します。

1.スイッチング電源の取り出し

電源の電解コンデンサの容量を測る為、まずはスイッチング電源基板を取り出します。

無事電源基板を取り出しました。

2.二次側の電解コンデンサの容量の計測

それでは、早速電解コンデンサの容量を測定します。
まずは、二次側の電解コンデンサの容量を測定します。

1)470μF(4個)

まずは470μFを取り外し計測します。

だいぶ容量が高いです。問題なしですね。

2)1000μF(2個)

続いて1000μFです。

これは約1.5倍の容量がありました。

3)10μF(4個)

二次側では最後の10μFです。

二次側の電解コンデンサの容量は、全く問題なしです。

3.一次側の電解コンデンサの容量計測

続いて、1次側の電解コンデンサの容量を測定します。
一次側はこの47μF400Vのコンデンサだけです。

結果、このコンデンサだけ、容量を下回り42μFでした。でも誤差5%なら問題ないレベルです。

スイッチング電源の電解コンデンサの容量をすべて確認しましたが、さすがに105℃品を使用しているので、容量抜けはありませんでした。
なのでこの電源は問題なさそうです。