東芝 Dynabook T451の修理 −その5−

こんばんは、Tomです。今朝はとても寒かったです。最低気温は-8.5℃。そして8時ごろの外気も-4℃でした。でも、日中はとても穏やかで、ポカポカしていました。
今日は大晦日ですものね。

さて、今日の記事も昨日のDynabookの修理の続きです。今日は大晦日なのでなんとか年内中に修理を完了して年越しを迎えたいと思い、5:30に起床して修理を行いました。なにせ日中は忙しいので、朝しかできませんので・・・。

1.部品探し

昨日の記事では、マザーボードのショートは、解消し電源が立ち上がるようにはなったものの、ディスプレイが動きませんでした。これはディスプレイアクセラレータまわりの回路が異常でしたので、まずはチップコンデンサ以外の部品を取り外したのでは?と思い半田スタンドから部品を取り出しました。

取り出した部品をマイクロスコープで確認すると、1個だけチップコンデンサではなく、抵抗かコイルらしい部品を発見しました。

2.アクセラレータ回りの部品を観察

アクセラレータ回りで交換した箇所は2か所。

1か所目は、電源周りで、L36とシルクが書いてあります。これは怪しいのですが、どう見ても電源のパターンですので、これは保留。

そして、もう1か所は、アクセラレータのすぐ近くの場所で、どうもローパスフィルターに使用されているような回路の近くにある場所です。

これは交換した部品の近く。LとCでフィルターを構成している感じです。

そして、これが交換した部分。Cが2つというのはおかしい。

しかも、このコンデンサと隣のコンデンサは接続されており、いかにもフィルター回路の様です。

そこで、ここのチップコンデンサを、Lと思われる部品に交換しました。

3.最小限の組み付けと動作確認
さて、組み付けを行いますが、本当に直っているかどうか怪しいので最小限の組み付けて動作を確認します。

1)組み付け

基板の固定は、ビス1本のみです。

そして、ハーネスは、ディスプレイと電源スイッチと電源ハーネスのみを接続します。

2)動作確認

いよいよ動作確認を行います。
復活するか?ワクワクしますね。
電源ON!

ちゃんとLEDも光りますね。

HDDも回りだしました。

でも、LCDディスプレイはバックライトは光るものの、表示はされませんでした。

Windowsは立ち上がっていますので、やはりまだディスプレイアクセラレータの問題ですね。
ついに年を越してしまいました。

<読者の皆様>
本年は、Tomのブログをご覧いただき大変ありがとうございました。
来年も精進して、出来るだけ毎日記事をアップするようにしたいと思いますので、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご健勝をお祈り申し上げます。

Tom