こんばんは、Tomです。昨日に引き続き今日も一日中寒い日です。本当に来週の金曜日までこんな調子だと、気がめいってしまいますね。
さて、昨日の夕方、神戸から荷物が1つ届きました。
これは、神戸のレコーディングスタジオの方から依頼されましたSONYのCDレコーダーです。
依頼の内容は、CDレコーダーのトレイの開閉がうまく行かなくなったそうですが、メーカーはすでに修理の受付をしていないので、ぜひ見てほしいとの事でした。
仕事で使用していると思いますので、できるだけ早く対処してあげようと、今朝は早起きして修理に取り掛かりました。ちょっと寒いけどね。
1.症状を確認する。
まずは、症状を確認します。
1)電源ON
これは問題なしです。
2)CDトレイオープン
あれ!途中までしか開きません。
3)CDトレイクローズ
次に、クローズ。
これでも、きちんと閉まりません。
これは、トレイを開閉するためのプーリーのゴムベルトが伸びているのでしょう!
2.バラシ
それでは、さっそくバラシを行います。
1)TOPカバー
まずはTOPカバーをばらします。
中はこんな感じです。
CD-Rドライブは、オープンタイプではなく、きちんとケーシングされていますね。これを取り出さないと修理はできませんね。
2)CD-Rドライブ周辺を観察
CD-Rドライブの周辺を観察します。
コネクタは3本、これは簡単ですね。
所が、ドライブを止めているビスが見当たりません。
これは、ちょっと大変かも。
3)フロントパネルのバラシ
CD関連のトレイを取り出すときには、フロントカバーとバッティングするケースが多いので、フロントカバーをばらします。
4)操作ユニットのバラシ
フロントカバーをばらしても何も変わらないので、次に操作パネルユニットをばらします。
操作ユニットが外れました。
5)CD-Rドライブの取り外し
フロントパネルユニットをばらしたら、やっとからくりが見えました。
このビスと後ろのビス2本を外せばいいのね。
もしかするとフロンパネルをばらさなくともよかったもしれない。
でも、これも修理の醍醐味なので、まっいいか。
今日はここまでです。
明日は、実際にCD-Rドライブの中を開けて、修理を行います。
お楽しみに!