ゴルフシミュレータ OptiShot2の修理 -その2-

こんばんは、Tomです。今日は昨日の雨の続きで、少し曇り空の天気でした。今回の雨はしばらくぶりのお湿りでしたので、ちょっと嬉しい感じですね。これでカラカラになった大地も少し潤ったでしょう。

さて、今日の記事は昨日の続きで、ゴルフシミュレータ OptiShot2の修理 -その2-です。昨日は赤外線センサー部をばらして、基板を取り出した所まででした。

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今回は、本格的に修理に入ります。

1.再半田の実施
まず一番疑わしいのは、振動による半田のクラックです。そこで、LEDの足の部分にすべて再はんだ付けを行います。

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これで、USBを差し、2列のLEDの状況を確認します。

1)ティーより前方のセンサアレイ
このセンサアレイは、ティーの前方と後方に2つずつ並んでいます。1個おきに赤外線LED、赤外線センサという状況で並んでいます。
ティーより前方、つまり飛球線の方向はダフリが少ないので、あまりダメージがありません。でも、一部LEDが光りませんね。

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2)ティーより後方のセンサアレイ

ティーの後方は、さすがにダフリが多いせいか、センサアレイはボロボロですね。2か所くらいしかLEDが光っていません。

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2.ティーの前方のセンサアレイの修理

それでは、比較的被害の少ないティーの前方のセンサアレイの修理をします。たしかここのLEDとその下のLEDが光らなかったと思います。忘れないようにマジックで印をつけます。

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LEDの足の再はんだは全く問題なかったので、今度は電源ラインのチップ抵抗の再はんだを行います。

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ところが、チップ抵抗の片方にはんだを乗せた瞬間、チップ抵抗は真っ二つに!
衝撃で抵抗が割れていたんですね。これじゃ通電はしませんね。

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そこで、ディスクリートの抵抗を仮止めします。Tomはちょうど150Ωの抵抗は保有していなかったので、330Ωをパラに取り付けました。

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この抵抗の後はLEDが2個シリーズについているらしく、抵抗を交換した結果、すべてのLEDが光るようになりました。

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3.ティーの後方のセンサアレイの修理
なんだかいい調子になってきました。
調子をこいて、チップ抵抗が壊れているかどうかも確かめもせず、ティーの後方のセンサアレイの抵抗も交換することに。

1か所目

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2か所目

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でも、電源を入れて動作確認を行ったところ、全く状況に変化はありませんでした。

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つまり、こちらはチップ抵抗は白だったのです。
調子こいて確かめもせず抵抗と決めつけたのが悪かった。
次回は、LEDそのものの確認を行います。
お楽しみに!