ゴルフシミュレータ OptiShot2の修理 -その3-

こんばんは、Tomです。今朝は非常に暖かい朝でした。出勤時の外気温はなんと6℃です。日中は15℃くらいまで上がったと思います。まさに春の気配です。でも週末はちょっと天気が悪いかな?

さて、今日の記事は昨日に引き続きゴルフシミュレータ OptiShot2の修理 今回はその3となります。昨日は、チップ抵抗の交換によりティーより前方のLEDアレイは直りました。しかし、同じように抵抗が壊れたと思い、ティーの後方のLEDアレイも対処しましたが、NGでした。
今日はその続きです。さて、どんな感じで修理されるのでしょう?

1.電圧を確認する。

まず、オシロで抵抗の後のLEDの電圧を見てみましょう。

1)チップ抵抗
チップ抵抗の電圧は5V

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2)LEDの1個目の電圧
次にLEDの1個目の電圧は5V

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3)LED2個目の電圧

LEDの2個目は電圧が落ちています。
つまり、このLEDアレイは2個シリーズになっているようです。

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2.普通のLEDを取り付けてみる

ちなみに、ペアのLEDのうち、1つを取り出し、普通のLEDを取り付けてみます。

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すると、当然普通のLEDは光りますが、それとペアになっているLED(E1)もちゃんと光ることを確認しました。
つまり、先ほど取り外したLEDが故障していた様です。

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もう1ペアのLEDも普通のLEDに交換すると、ペアになっているLEDが光りだしました。
成功です!

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LEDの生死をテスターで確認すると、1個目は正逆どちらも1394Ω、そしてもう1つは正逆オープンです。これではLEDが機能していませんね。

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3.動作確認

それでは、ここでシミュレータが動くかどうか確認してみます。
クラブの代わりにセンサーの上を手で素早く動かします。

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すると、センサーはきちんと反応し、約20ヤードの飛距離が出ました。
OKです。
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4.基板の仕上げ
動作が確認できたので、基板の仕上げを行います。
これまでは抵抗をいい加減に取り付けていました。
今度はフラットケーブルのハーネスを使って、LEDハウジングをよけて配線します。

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きちんとLEDが光るかを確認します。

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ハーネスと抵抗をホットメルトで固定します。

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これで一件落着です。
後は、ネットで秋月電子に赤外線LEDを注文しましたので、それが到着すればOKです。
次回は、赤外線LEDに交換し仕上げを行います。
お楽しみに!