ゴルフシミュレータ OptiShot2の修理 再び -FINALー

こんばんは、Tomです。今日は昨日と打って変わって暖かな日でした。そして週末の土曜日はなんと17℃まで気温が上がるそうです。明日は、今年初めてのアグリライフです。花粉が心配ですが、何とかしましょう!

さて、昨日は、お友達のゴルフの先生のところでシミュレーションを行い、とてもいいスコアでした。その後、2日前に注文していた860nmの赤外線LEDの発送連絡がありましたので、そのままシミュレーターのセンサをお預かりしてきました。

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1.届いた部品

さて、本日家に帰ると、RSコンポーネンツから荷物が届いていました。

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これが860nmの赤外線LEDです。RSコンポーネンツは品ぞろえが沢山ありますね。
感心します。

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2.バラシ

さあ、さっそくばらして、基板を取り出しましょう!

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今回交換するのは、この色の薄い赤外線LEDです。これは940nmの物です。

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このLEDを860nmの赤外線LEDに変更します。

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3.火入れ

さあ、いよいよUSB I/Fを取り付け、発光するかどうかの確認です。今回は可視領域も含まれている為、正規品と同じように肉眼で発光する所を確認できるはずです。

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結果、きちんと肉眼でも発光が確認できました。

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明かりを消すと、全てのLEDの発行が確認できました。
これで大丈夫でしょう!

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4.動作確認

さて、今度はオシロでセンサーの出力の確認です。
今回は反射板にその辺にあったDC-Rを使用しました。

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正規LEDの隣のフォトセンサーは、反射板をかなり離しても、きちんとローアクティヴになります。

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いよいよ今回交換したLEDの部分のセンサーです。
こちらも同じレベルまできちんとセンスしていることが確認できました。

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合格です!

組付けを行い、シミュレーターソフトを走らせ、動作を確認します。

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センサーの上を、素早くCD-Rの白面を通過させます。

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きちんと動作していますね。

これで、ゴルフシミュレータの修理は完了です。
860nmの赤外線LEDは残り20個もありますので、今後いつ壊れても、同じように修理が出来ます。また、波長は860nmであることも判ったので、もしフォトトランジスタが壊れても、同じ波長の物を購入すれば修理は可能でしょう!
メンテナンスして、末永くお使いください。