トラクター廃棄の準備

こんばんは、Tomです。今日は、お彼岸の中日です。昨日まで天気が良かったのですが、今日は曇り。そして風が強かったです。おかげで、お墓参りをしたときに、いっぱい花粉に遣られました。

さて、先日長年お世話になったトラクターがついに壊れてしまいました。発売されてから47年も経過しているため、交換パーツもなく、明日廃棄されることになります。
但し、ロータリーについている爪は、2~3年前に購入した結構頑丈な爪ですし、トラクターの使用頻度も高くないので、勿体ないので今日取り外す事にしました。

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天気予報によると、本日は午後から雨が降るというし、今日はお墓参りや来客もあるので、朝7:00から実施しました。空は今にも雨が降りそうです。

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1.バラシの工具
ロータリーの爪の取り外し作業は、工具と段取りが大事ですね。
今回使用する工具類はこれです。

1)ラチェットレンチ
これは、単管パイプを組み立てるときに使用するラチェットレンチです。こいつは結構頑丈に出来ています。

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2)延長パイプ

これでは、ステンレスの物干し竿の切れ端で作った、延長パイプです。これが結構役に立つんです。

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2.段取り

そして次に段取りです。作業は段取り8分で決まります。
ロータリーの下にシートを敷きます。

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そして、ハンマーで爪の固定部周りを叩き、土の塊を落とします。

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ナットにCRC-556を吹きかけます。

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3.爪のバラシ
さあ、段取りが終了しましたので、さっそく爪をばらします。
まずは、表面から。どうかナットが錆びていませんように。エイ!

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以外にすんなり回りました。やはりまだ2~3年しか経っていないし、畑でしか使用していないので、あまり錆びていないのかもしれません。

ところが、半分迄来た時、結構固いビスにぶち当たりました。
そこで、延長パイプの登場です。このパイプをラチェットに差し、テコの原理で持ち上げますと、なんとビスが回りました。

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その後も2~3か所延長パイプを使用し、開始から20分で約2/3の爪を取り出すことが出来ました。

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一度、TPOのギアを抜いて、ロータリーを半回転させ、裏側の爪を表に持ってきます。さあ後半戦が始まります。

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後半は、1/3なので10分ほどで全ての爪の取り出しが終了しました。

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これが取り出した爪です。まだ半分くらい塗装が剥げていないし、爪も削れていません。

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4.爪の洗浄

家に帰り、取り外した爪を水洗いします。

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後は乾燥させればOKですね。ビスは後で注油しておきますね。

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作業開始から一時間ほどで、トラクタのロータリーの爪が確保できました。
割とスムーズに出来たので良かったです。
今後、ジャンキーな格安トラクターが見つかった時、もし爪が細くなっていたらこの爪に交換します。それで2~3万は浮くと思います。
良かったですね~。
明日は、いよいよトラクタの廃棄です。