こんばんは、Tomです。今日は梅雨の晴れ間で、一日中とても良い天気でした。この天気、明日までは続くそうですが、週末はまた雨です。となると、雨の中の草刈になりそうです。トホホホ・・・。
さて、今日の記事もオーディオアナライザの修理の記事です。昨日は、最低限出来そうな修理を試みましたが、やっぱり駄目ですね。そこで、いよいよ解剖の始まりです。
本日は、ROM、SRAM,ラッチ(74HC373)と取り外します。
1.ROMの取り外し
1)ソケットからROMを取り外す。
ROMはアルミフォイルで包んで保管します。
2)ICソケットを取り外す
ICソケットの足のはんだを取り除き、ICソケットを基板から取り外します。
2.74HC373(ラッチ)を取り外す
次は74HC373の取り外しです。
これはICの足を切るのが最も手っ取り早いのです。
が・・・・、ICのピッチはニッパーの刃の幅とほぼ一緒なので、とても刃が入らずとても苦労しました。本当はニッパーの刃の外側をグラインダーで削ればいいのですが、このためにニッパーをダメにするのは、心もとないので力づくで切り込みました。
なんとかHC373を拿捕しました。
3.SRAMの取り外し
最後は、SRAMです。
HC373よりもSRAMの方が若干隙間がありそうですが、それでもかなりしんどかったです。
4.完了!
これで、腐ったICの取り出しはOKです。
事前に情報を入手していましたが、SRAMの下のパターンの腐食も相当ですね。
それから、IC取り出し時に、ICの足のパターンも3本ほど痛めてしまいました。どちらにしても、SRAMの配線はジャンパーする必要がありますので、問題ありませんが。
今後をお楽しみに!