こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続きとても良い天気でした。日中は汗ばむくらいでした。明日も3連休なので、良い天気だと良いですね。
さて、昨日修理したと思った無線機でしたが、直りませんでした。そこで今日の記事はその後の記事です。
1.故障の原因を探す
昨日は、メイン基板のコネクターのパターンが切れていたのを直しましたが、これでは直りませんでした。
そこで、音声の信号と思われるコネクターをいじってみました。
すると、時々『ザー』っというスケルチオフのホワイトノイズが聞こえました。
いろいろいじってみると、どうも2本のハーネスを離すと音が聞こえるようになる事に気が付きました。
そこで、熱収縮チューブをニッパーで切り出しました。
見てみると、プラス側のハーネスの被覆が剝けていている感じです。
そこで、ハーネスを切ってみるとやっぱり被覆が剥がれていました。これではショートして音は出ませんね。
2.ハーネスを修理する
ハーネスを切断し、別のハーネスを延長し熱収縮チューブで保護しました。
3.動作確認
コネクタを接続し、動作を確認しました。
スイッチON!....????
『ザー』って音がするはずなのに音が出ません。
そこで、コネクターをいじってみました。すると、コネクタをいじっても音が出ません。
ハーネスは改善されましたがこれで音が出ないとなると、コネクタその物がNGであることになります。
4.ハーネスをダイレクトに半田付けし動作確認
そこでハーネスをダイレクトに基板に半田付けを行いました。
そして、電源を入れて動作を確認します。
電源ON!
今度は『ザー』っという音がちゃんと聞こえるようになりました。
これでOKです!
5.組付け
組付けを行います。
6.最終動作確認
最終的に動作を確認します。
OKです!
7.洗浄と仕上げ
動作が確認できたので、仕上げを行います。
1)パネルとケースの洗浄
パネルとケースを洗浄します。
2)仕上げ
最後に光沢を出します。
8.完了!
これで修理完了です!
綺麗になったでしょう?
今回の故障の原因は3つありました。
① SPコネクタに力が掛かった為のコネクター(ミニジャック)部の基板のパターン切れ
② ハーネスのショート
③ SPコネクタ(ミニジャック)に力が掛かった為、ミニジャック自体が壊れている。
本当は、ミニジャックを交換できればいいのですが、かなり古いものなので、これと同じミニジャックは存在しないと思います。
なので、外部スピーカーを殺し、内蔵スピーカーのみでの運用して頂くようになりました。