こんばんは、Tomです。今朝はだいぶ冷え込みました。そして、今週末は最低気温が3℃まで下がるようです。いよいよ霜が降りそうです。
さて、昨日から始まったLINNのプリアンプ KAIRNの修理 シーズン６ ですが、本日はその２となります。今回はフロントパネルのコントローラ基板を取り出して、メンテナンスを行います。
１．フロントパネルユニットの取り出し
メイン基板は大丈夫そうなので、フロントパネルのユニットをバラします。
２．フロントパネルユニットのバラシ
次にフロントパネルユニットのカバーをバラします。
基板を確認すると、いつもの様にバックアップ電池の液漏れで、基板のパターンが腐食しています。
今回のは結構強烈ですね。
３．コントロール基板のバラシ
フロントパネルユニットからコントロール基板を取り出します。これは六角のスタッドを何本か取り外します。
４．バックアップ電池と電解コンデンサの取り出し
基板の腐食を取り除く為、大きなバックアップ電池を取り出します。
そして、腐食した電解コンデンサも取り出します。
だいぶ基板が見えて来ました。
５．腐食したプリントパターンの磨き上げ
大きくて邪魔な部品が無くなりましたので、いよいよ紙やすり（水ペーパー）で腐食した基板のプリントパターンを磨きます。
まだ完全ではありませんが、だいぶ青白いパターンは無くなりました。
肉眼でもパターンが腐食で溶けている部分が確認できます。
次回は、もう少し磨いて、パターンをもっと見やすくします。そして、テスターを使用して各部の断線を確認します。
それが確認できれば、修理はだいぶ前に進むでしょう！
楽しみです！
