SONY マグネスケール LF10 の修理 -その1-

こんばんは、Tomです。昨日はだいぶ気温が下がりましたが、今日は暑かったですね~。また逆戻りです。暑くてお墓参りとごあいさつ回り以外はインドアの生活でした。
さて、先日、親戚の新盆の法要に行った時、親戚で修理の大先輩のShigeさんから、これ修理してみない?と渡されたものがありました。

1.依頼された修理品
依頼された修理品はこれです。

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これは、SONYのマグネチックスケール LF10です。

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これが本体で、それ以外にリニアセンサーがあり、センサーの移動距離を表示するものです。
旋盤に取り付けてあり、加工の寸法出しをするのだそうです。
中はこんな感じです。

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このマグネスケールの故障は、電源をいれても変な表示がされるそうです。

2.動作確認
それでは、動作確認を行います。
電源ON!

電源が入っても、最初は何も表示されません。

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その後、下記のようなランダムで、且つ同じ数字が並んで入れ代わり、立ち代わり表示されるんです。

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そして、リセットボタンを押下すると、0.0の表示になります。

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3.リニアスケールを動かして動作を確認する

そして、実際にリニアスケールのセンサーを手で動かしてみると、きちんとカウントアップされ、距離が表示されます。

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そして、リセットボタンを押下すると、またきちんとカウンタもリセットされるようです。

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という事は、パワーオンリセットがきちんと掛かっていないだけのように思えます。

なんだか、行けそうですね。
そこで、次回はパワーオンリセットの回路を製作してみます。
お楽しみに。