こんばんは、Tomです。今日も一日暑い日でした。明日は更に暑く37℃以上の猛暑日になるそうです。明日は外に出てはいけませんね。
さて、今日の話題は先日のSONYのマグネスケール LF10の修理の続きの話です。
前回の調査では、パワーオンリセットがうまく働いていないと推測しました。
そこで、今回は外付けのパワーオンリセットの回路を製作する記事です。
さて、うまく行くでしょうか?
1.パワーオンリセット回路の材料
まずは材料をそろえます。パワーオンリセット回路は様々ありますが、きちんと電源の管理が出来る、パワーオンリセットICを剪定しました。
それは、TL7705ACPです。
その他は手持ちの材料を使用します。
2.パワーオンリセット回路の製作
1)ICソケットの半田付け
2)ICとその周辺の部品の半田付け
3)完成!
回路はあっという間に完成です。
3.動作確認
電源を投入し動作を確認します。
1)電源投入
2)オシロで動作を確認する。
下の波形が5Vの立ち上がりの波形。
上がパワーオンリセットの波形です。
パワーオンリセットは、きちんと掛かるようです。
4.本体のリセットの波形を見る。
本体についているリセットボタンを押下した時の信号を見てみます。
Tomの予測では、ボタンを押下した時だけGNDになりまた5Vに復帰すると思うのですが・・・・・。
ところが、リセットボタンを押下すると、信号は+5Vからー5V に遷移します。
何という事でしょうか?
CPUのリセットの端子を探して、その信号を見ても、+5V →-5Vという信号になります。
これは大問題です。
おそらく、なぜ+5V→ー5Vなのか?というとTomが推測するに、工作機械に設置するので、ノイズがある環境でも
誤動作しないようにしているためでしょう。
TTLレベルではないのです。インターフェースを考えなくてはいけません。