アイコムの無線機 IC-275Dの修理 -その8-

こんばんは、Tomです。今日の朝は曇りからいきなり雨が降りましたが、日中はとても天気が良くなりました。夕方はだいぶ冷えるようになりましたね。そうですよね明後日は10月ですものね。
さて、今日の記事もアイコムの無線機 IC-275Dの修理の記事で、いよいよ大詰めになってきました。
前回は、一応パワーが出る様になりました。今回はFMモード、SSBモードでの送信の確認を行い、組み立てます。

1.送信の確認
前回、送信のパワーが出る事が確認出来ましたが、今回は実際に別の無線機ではFMモード/SSBモードでの送信確認を行います。

1)FMモードの送信確認
まずは、FMモードで送信の確認を行います。

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キチンとパワーが出ます。電源の関係で10Wで送信します。

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Tomの無線機でモニタすると、きちんと音声も確認出来ました。

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2)SSBモードでの送信確認
次に、モードをSSBに変更して送信してみます。

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Tomの無線機もSSBモードに変更してモニタ受信します。

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OKです。これで動作は大丈夫でしょう。

2.組付け
さて、動作が確認できたので、いよいよ組付けを行います。

1)パワーユニットの組付け
パワーユニットを組付けする前に、ファイナルトランジスタの温度センサーのシリコングリスが枯れていたので、新しいシリコングリスを塗布します。

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そして、20個あるビスで蓋をします。

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2)メインユニットへのハーネス取り付け
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3)フロントパネル
いよいよハーネスが多いフロントパネルユニットのハーネスの取り付けです。

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4)ロジックユニットへのハーネス取り付け
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5)ハーネスの取り付け完了
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3.全体組付け
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組付け完了です。

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4.最後に動作確認
最後に動作を確認します。

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動作はOKです。

これで、基本の部分の組付け完了です。
後は綺麗に清掃して新品同様に仕上げたいと思います。
お楽しみに!