こんばんは、Tomです。今日の天気は晴れたり曇ったり、時々時雨れたり。まるで女心のような秋の空でした。
さて、今日は再び修理の記事です。先週実施していたSONYのマルチディスクプレイヤーMDP-A10の修理の記事です。
前回、トレイの開閉はうまく動くようになったのですが、LDが認識しない。そして、CDは全く認識しない。おまけにCDがスピンドル側に引っ付き、トレイに乗っかってこないという不具合がありました。今回はその続きです。
1.CDの引っ付きの不具合の修理
まずは、CDがスピンドルの上側の抑えにCDが引っ付いてしますという不具合を解消します。
1)上部ブラケットを外す。
このマグネットの上に貼られている薄いマイラーの接着が染み出てきているのです。
2)接着剤の除去
そこで、パーツクリーナーで接着剤のべたべたを剥がします。
3)動作確認
これでCDの引っ付きは解消しました。
2.ピックアップの確認と清掃
1)ピックアップの確認
ピックアップが光っているのかどうかを確認します。
2)ピックアップのレンズの清掃
そこで、ピックアップのレンズを清掃します。
そして、LDもピカピカに磨いてみます。
3)動作確認
動作を確認します。
結果はNGでした。
やっぱり、ピックアップの寿命ですね。
3.最後の悪あがき
ピックアップを交換すれば直るかもしれませんが、ネットで探しましたが見つかりませんでした。そこで、最後の悪あがきで、ピックアップの出力の調整をしてみたいと思います。
ピックアップユニットを見ると、すごくシンプルです。こちらには調整は無い様です。
すると調整VRは基板にあるはずです。
でも良く見ると調整のVRが基板上にありません。
これでは、調整が出来ませんね
やはり新しいピックアップがないと修理が出来ません。
部品が無ければここ迄です。残念!