20年前の電動ドライバの修理

こんばんは、Tomです。今日の天気はそこそこ良くて、あまり寒くありませんでした。でも、夕方から寒くなり雪も降り始めました。日本列島今夜から明日にかけて寒波が来るそうです。お気を付けください。
さて、今日の記事は、20年前に購入し、充電池がダメになった電動ドライバの修理です。先日のミニコンポの修理の時、最後のカバーの組付けでかなりのビスを付けるのが大変でしたので、この電動ドライバの修理に踏み切りました。

1.20年年前の電動ドライバー
これが20年前に購入した、電動ドライバーです。価格は2000円位だったと思います。
でも、このころの電池はニッカド電池でしたので、メモリー効果があるため次第に充電容量も無くなり、最後には使用できなくなした。もう10年以上使用していません。

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2.バラシ
それでは早速バラします。

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充電池は単二相当のニッカド電池2本ですね。
この電池は保有していないので、代わりに100均の単三のニッケル水素電池を使用します。容量は少ないですが、メモリー現象の影響は少ないので良いでしょう。

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3.端子の半田付け
1)端子の取り外し
ニッカド電池からスポット溶接された端子をバラします。

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2)端子の半田付け
取り外した端子を、ニッケル水素電池に半田付けします。
本来はスポット溶接ならいいのですが、その設備はないので手早く半田付けします。

①直列接続部分
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絶縁テープで接続部分を保護します。

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②マイナス端子
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③プラス端子
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4.組み立て
半田付けが終了したので、電池を本体に納めます。

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そして、ビス止めをして組付けます。

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5.動作確認と充電
それでは、動作を確認します。

1)正転
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2)逆転
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OKですね。

3)充電

最後に充電をして完了です。

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容量が少ないので、どこまで持つか心配ですが、致し方ありません。
これで今後の修理の効率が上がりますね。
楽しみです!