缶ビール瞬間冷却器の修理 ーFINALー

こんばんは、Tomです。今日は朝から等圧線が縦に走り春の嵐でした。特に午後は20mの冷たい風がビュービューでした。明日はもっと寒くなりそうです。
さて、今日の記事は一昨日の『缶ビール瞬間冷却器の修理』の続きです。今回は、マブチモーターを交換し、電池駆動からUSB駆動に改造します。これでかなり改善されました。

1.マブチモーターの購入
モーターが故障したので、模型屋さんに行き約350円のマブチモーターを購入しました。マブチモーターを買うなんて、50年振りですね。

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2.モーターユニットの組付け
さあ、早速駆動ユニットを組付けます。

1)ギアの挿入
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2)ユニットに組付け
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3.USB電源の準備
これまでは、単3の乾電池2本駆動でしたので、なんだか回転に力がありません。しかも、電池がすぐに消耗してしまいました。そこで、回転が力強く、且ついつでも使える様に、USB電源で使える様に改造します。

1)USB電源ユニット
USB 電源は、娘が使っていたUSB FANを再利用します。USB FANをバラします。

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2)電圧の確認
USB FANのモードは低速と高速の2モードがあります。

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USBの電圧は5Vなので、高速モードは5Vですね。

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低速モードは、約4Vでした。

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3)電圧変換の仕組み
電圧を降圧する仕組みを確認します。

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4Vに降圧する仕組みは、抵抗の分圧かと思っていました。
ところが、基板を見てみると、ダイオードが3個。これで-0.9V にするんですね。

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4.電源と駆動ユニットの接続
それでは電源とモーターユニットを接続します。

1)配線
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2)接着
接着はホットメルトで接着します。

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最後に黒いホットメルトを隠すために白のビニールテープを巻きます。

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5.動作確認
さあ、いよいよ動作確認です。
USBはモバイルバッテリーを使用します。このモバイルバッテリーは、出張時の非常用電源として3年前に購入しましたが、この一年間はコロナ禍の為、出張が無いため出番が全くなくなりました。
そこで、それをこの瞬間冷却器用にも使用します。

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スイッチON!

おー!低速モードでも力強く回りますね。

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そして、高速モード。5Vでもモーターは大丈夫そうです。

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そして、回す事約90秒。缶酎ハイはキンキンに冷えました。

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これは、緊急時の冷却器として今後出番が沢山ありそうです。
これからどんどん使って行きますね。
楽しみです!