こんばんは、Tomです。今日の宮城県は低気圧の前線が通過していたので、Tomの耳鳴りは最悪でしたが、お天気は一日中晴れて、暖かな春の日でした。お陰様でTomの庭の枝垂れ桜もだいぶ咲きました。
さて、今日の記事は先々週の週末と先週の週末のわずかな時間を利用して作ったハイトゲージ治具の記事です。これが出来るとルーターの刃の高さや、丸鋸の刃の高さを簡単に測定することが出来、とても作業が楽になります。
1.先々週のハイトゲージ工作
先々週の夕方、ちょっとした時間を利用して、ハイトゲージの原型を製作しました。
2.塩ビ板の加工
さて、ここからは先週末の日曜日に実施した記事です。
1)表示板の材料
まずは、ゲージの表示に使用する表示板の加工です。
アクリル板は高価なので塩ビの透明板を使用しました。
2)ケガキ治具の製作
塩ビ板、アクリル板、アルミ板などにけがくときは鉛筆ではNGです。そこで100均から購入した2mm芯のシャープペンシルを使用します。
2mmのドリルの刃は殆ど使用しないので、これを利用します。
この刃をキャープペンシルにセットします。
そして、この先端をグラインダーで尖らせます。
これでケガキ治具が出来ました!
3)塩ビ板の切り出し
塩ビ板に鉄筆でけがき、切り出しを行います。
これで、ゲージの表示部の加工が出来ました。
3.表示板の取り付け
次は切り出した塩ビ板をゲージ本体に取り付けます。
1)塩ビ板の貼り付け
先程の塩ビ板をゲージに両面テープで取り付けます。
2)固定穴あけ
固定した塩ビ板に固定用の穴あけを行います。
3)タッピングビスで固定
開けた穴にタッピングビスで固定を行います。
4.テープゲージの貼り付け
表示部の基準が出来たので、それを基にゲージを貼り付けます。
1)ゲージの基準点をけがく
まずは、スケールバーにマスキングテープを貼り付けます。
2)基準位置のケガキ
3)マスキングテープを剥がす。
4)ものさしのゲージを貼り付け
5)不要部分のとりのぞく
不要なガイドバーをグラインダーで切削します、
ハイトゲージの原型が出来上がりました。
6、ハイトゲージの検証
ハイトゲージの寸法がきちんとしているかを実際に切削して確認します。
1)トリマーの高さを5mmに設定
ハイトゲージでトリマーの高さを5mmに設定します。
2)トリマーの切削の高さを測定
トリマーで切削した高さをデジタルノギスで測定します。
OKですね。
3)丸鋸にも適用
このハイトゲージは、丸鋸の高さを設定する時にも重宝します。
7.塗装
このままでも使用するのには問題ないのですが、一応仕上げをします。
1)オイルステンで着色
余っているオイルスティンで着色します。
2)ウレタンニスで仕上げ
オイルスティンで着色後、透明ウレタンニスで仕上げます。
これで一晩乾燥させます。
8.完成
ハイトゲージが完成しました。
最後に紙やすりで微調整をして完了です。
これでハイトゲージの製作が完了しました。
これからのDIY作業に貢献してくれそうですね。
楽しみです!