マルチアンプの電源スイッチボックスの製作ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日は朝から一日天気が良く、暖かな日でした。こんな日が毎日だと良いのにね。春本番の天気ですが、南から台風が・・・・・。
さて、これから5月の連休にかけて、Tomのマルチアンプを4ウェイにグレードアップして行きますが、まず最初に手掛けるのが、マルチアンプのスイッチボックスです。何故スイッチボックス?と思われると思いますが、パワーアンプはスイッチを入れる時に突入電流が多いので、一度に4台ないしは5台のパワーアンプの電源を入れるのは問題です。なので、時間をずらして電源をONする必要があります。それを作ります。今日は第一弾です。

1.スイッチボックスのシャーシーのベースとなるジャンク
これは、数年前ハードオフで2000円ほどで購入したSONYのサラウンドプロセッサーです。

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Tomはこのジャンクを自作プリアンプか、自作フォノイコライザのシャーシーに使用するために購入していました。でも、当面どちらも製作する予定はないので、今回のスイッチボックスに利用する事にしました。

2.現在のパワーアンプのスイッチボックス
さて、現在Tomの3ウェイマルチアンプのスイッチボックスは、頂いたタイマーのシャーシーを利用し、Arduinoと赤外線センサーを駆使して、赤外線リモコンでON/OFF出来る様に自作しました。

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3.現在のパワーアンプのスイッチ投入手順
それでは、現在のマルチアンプスイッチの投入のプロセスをご紹介します。
このプロセスの前に、当然CDプレイヤー、DAコンバータ、プリアンプの電源は入れてあります。

1)オーディオタイマーでスイッチボックスの電源を入れる。
Tomが18歳の時に購入したSONYのオーディオタイマーで5m離れたスイッチボックスの電源を入れます。同時にDriveRack PA2の電源も入ります。

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2)リモコンでパワーアンプの電源を入れる。
スイッチボックスの電源が入りましたので、今度は、リモコンを使用し5m離れたリスニングポジションからリモコンで3台のパワーアンプの電源を入れます。

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この赤外線リモコンの信号を受け、リレーをONする機構はArduinoで作りました。
でも、毎回1つずつスイッチを入れるのは面倒です。これも今回改善したいと思います。

4.サラウンドプロセッサーのバラシ
さあ、それではサラウンドプロセッサーをばらしてゆきます。バラシは先日、クレジットカードのポイントでゲットした電動ドライバーで行いました。とても快適ですね。

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5.解体の方針
基板の中身を見て解体の方針を決定します。

基板を見ると、電源が使えそうです。
7812/7912、7805/7905がきちんとヒートシンク付きで存在しているので、±12V、±5Vがきちんと整備されています。そこで、この電源の+12V、+5Vですがを使用します。

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電源は使える事が判りました。
次回はこのサラウンドプロセッサーの解体と、電源の切り出しを行います。
お楽しみに!