4ウェイマルチアンプの構築 ーその3ー

こんばんは、Tomです。今日の天気も昨日に引き続き、カリフォルニアの様な五月晴れでした。高気圧が東北地方を覆い、とても良い天気でした。
さて、今日の記事も昨日に引き続き4ウェイマルチアンプの構築の記事です。今日の記事は、2か月前にヤフオクでゲットしたパワーアンプ の動作確認です。

1.ヤフオクで落札したアンプ
これが2か月前に4ウェイシステムの為ヤフオクで8000円でゲットしたローランドのSRA-2400です。
通電のみ確認というジャンク品ですが、果たしてうまく動くのかどうか。

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2.ジャンクスピーカーを接続
ジャンクアンプの動作確認を行うのは非常にリスクを伴うので、当然ジャンクスピーカーを接続します。

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3.音声を入力し動作確認
LINNのKAIRNの出力をこのアンプに接続し、パワーアンプの動作の確認を行います。

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リスクを最低限にするためにボリュームを最低限にします。

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電源を入れ、ボリュームを少しずつ上げて行きます。

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でも、スピーカーから音声は出ませんでした。
やっぱりジャンクですね。
でも、ボリュームを何度かガリガリやっていると少しずつ音が出てきました。

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でも不安定ですね。これは入力アッテネータの接点不良です。

4.アッテネータの接点不良解消
アンプの入力アッテネータの接点不良を修理します。

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蓋を開けてみました。割と綺麗な個体ですね。

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ドライバー付近の基板の黒ずみもありません。

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これがアッテネータですが、取り外すのは面倒です。しかも、隙間がありません。

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そこで、アッテネータの背面のシールを破って穴を開けます。

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穴の中にエレクトロニックスプレーをたっぷり注入し、アッテネータをグリグリと回し、接点不良を解消します。

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5.パワーアンプの復活
十分にエレクトロニックスプレーの液体が乾燥してから、動作を確認しました。
電源を入れ、徐々に入力アッテネータを上げて行きます。
もう、どこにもガリが無く、音が途切れることもありません。復活です。

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アンプの中を清掃します。

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綺麗になりました。

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6.最後の仕上げ
パワーアンプのカバーを閉じ、最後に塗装のはげた部分をマジックで塗装します。

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余分なシールをパーツクリーナーで剥がします。

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これで、4ウェイマルチアンプの増設パワーアンプの準備が完了しました。
いよいよですね。
楽しみです!