こんばんは、Tomです。今日はここ最近の雨降りの中で一番強い雨でした。それにしても、九州や広島、島根の皆様、本当に大変ですね。お見舞い申し上げます。
さて、今日は昨日の続きで『LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン9』ーその2ーです。
今回は、腐食したプリントパターンをサンドペーパーで研磨し、配線を修復し、部品を半田付けします。
1.前回部品を取り外した基板
2.サンドペーパーで腐食した研磨
腐食したプリント基板を1000番のサンドペーパーで研磨します。
パターンが切れていてヤバそうなところに印を付けます。
3.チップ部品の周辺をスクレーパーで研磨する
サンドペーパーで研磨できない部分を、精密ドライバーを加工したスクレーパーで部品の周辺を研磨します。
4.ジャンパー線でプリントパターンを修復する
それでは、ジャンパー線でプリントパターンを修復します。
1)回路図
これはTomが10年前にKAIRNのジャンク品を購入し、修理をした時にパターンを追いかけて作成した回路図です。
2)ジャンパで配線
3)代替部品を半田付け
代替部品を半田付けします。
そして、LEDの生死を確認したら、やっぱりNGでした。
これも新しいものに交換します。
4)バックアップ電池フォルダーの半田付け
5.回路図を基に導通チェック
最後に回路図を基に導通チェックを行います。
これで、一応修復していると思います。
次回は、いよいよ動作確認です。
お楽しみに!