こんばんは、Tomです。今日は朝から一日寒い日でしたね。明日は霜が降りるとか。そろそろ冬が到来ですね。だって、後二週間もすれば12月ですから。
さて、今日の記事は『TRIO ディップメーター DM-800の修理』の続きです。週末、修理依頼されたTakaさんから部品が届きましたので、昨日の日曜日の夕方、早速修理を行いました。
1.部品待ちだったDM-800
先日修理依頼を受けましたが、スライドスイッチの破損で壊れていることがわかり、依頼者のTakaさんに部品の手配をお願いしました。その間、この状態で待機しておりました。
2.日曜日の夕方、部品が到着~♪
そして、日曜日の夕方、Takaさんからの荷物が届きました。
これが、スライドスイッチです。
オリジナルのスライドスイッチは、現在中々手に入らないそうで、代替部品を買ってもらいました。でも、寸法が小さいので、取り付けに工夫が必要です。
それから、このスイッチは基板直付けタイプなので、足が真っすぐですので、リードを半田付けするときに工夫が必要です。
ユニバーサル基板を取り付けようとしましたが、なんとピッチが合いません。
3.ピンアサインの調査
それでは、新しいスイッチを取り付ける前に、配線の状況をメモします。なにせ回路図が無いので仕方ありません。
1)スイッチの取り外し
早速スイッチを取り外します。
2)配線をメモる
配線とスライドスイッチの関係をメモします。殴り書きで書いたので、へたくそな字でごめんなさい。
4.スライドスイッチへの配線
さあ、新しいスライドスイッチに配線を行います。
1)配線の前処理
ハーネスを半田付けする前に、スイッチの端子周りの前処理をします。
ピン同士のショートや、抵抗を取り付けます。
2)配線
続いて、配線を行います。
まずは、スイッチの裏側の端子の配線を行います。
そして、表側の配線を行います。
これで、スライドスイッチへの配線が終了しました。
5.動作確認
さあ、いよいよ動作確認を行います。
まずはバッテリーモードにして、電源スイッチON!
あれ??
メーターが振れません。どうしたのでしょうか?
ちゃんと配線をしていますが、動作はNGです。
もしかすると、スライドスイッチの構造的な回路が違うような気がします。
次回は、新旧のスライドスイッチの調査と再修理を行います。
お楽しみに!