こんばんは、Tomです。今日は昨日とは違い、最高気温が7℃ととても暖かい日でした。こんな冬ならとても嬉しいのですが、。そう長続きはしませんね。
さて、今日の記事は昨日に引き続き、『テクニクス ビンテージCDプレイヤー SL-P1200の修理』ーその2ーです。
今日はいよいよCDプレイヤーをばらして、ヤバそうなところを修理します。
1.バラシ
それでは、早速バラして行きます。
1)TOPカバーのバラシ
これで真っ二つに割れました。
2)TOPカバーの取り外し
このままでは修理が大変なので、9Pのフラットケーブル5本を取り外しTOPカバーを取り外します。
しかし、このフラットケーブルは懐かしいですね。Tomが入社した頃(23歳の頃)にコストダウンで使用していたケーブルです。これって安いけどサービス性がとても良くないんですよね~。
とにかく切り離しました。
2.CDユニットのバラシ
続いて、CDユニットをバラします。
CDユニットには2つの問題があります。
一つ目は、カバーオープンスイッチの接触不良です。
この接点をカバーの金属がショートさせるのですが、それが接触不良になり、TOCが読めなくなります。
それではCDユニットを切り離します。
3.スピンドモーター駆動ユニットのバラシ。
次にスピンドルモーターのドライバー基板をバラします。
これで、ドライバー基板をばらすことができました。
4.電解コンデンサの容量確認と交換
この基板の電解コンデンサの容量抜けが原因だったりするのですが、すでに改造されていますね。
とにかくこの電解コンデンサの容量の確認と交換を行います。
1)33μF
まずは33μFです。本来はチップコンデンサが基板に装着されているのですが、すでに交換されています。
無極性の電解コンデンサは大きいので、基板の外に設置されています。
容量は問題なしです。
でも、一応交換します。
2)1μF 50V
次は、1μF50Vの電解コンデンサです。無極性の電解コンデンサが付いています。ここは無極性でなくてもいいのですが。
容量はOKです。
でも、念のため交換します。
3)ホットメルトで固定
最後にホットメルトで固定します。
5.ドライバー基板の外側の電解コンデンサの交換
次にドライバー基板の外側にある無極性電解コンデンサ47μFの容量を確認し交換します。
容量はOKですが、交換します。
Tomは無極性の47μFを保有していないので、電解コンデンサを2つ逆刺しで並列接続します。
完了!
基板を取り付けます。
6.カバーオープンスイッチのメンテ
これがその接点です。
この接点を良くするために、上にそらします。
7.組付けと動作確認
1)組付け
2)動作確認
ダメですね。
8.再度ばらして接点を磨く
9.組付け、動作確認・・・・・あれ?
再度組付け動作確認を行ったら、ガーーーーーーン!
表示がパネルが表示されなくなりました。
これはちょっと深刻です。
全く修理した場所とは関係ない表示部が突然光らなくなるなんて・・・・・どうしてでしょうか?
なんだか、変な方向に行きそうです。
次回をお楽しみに!