昭和17年製の茶箪笥を再生 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日は、雪が降るという恐れがありましたが、夜に小雨が降った程度で、雪の朝は免れました。ちょっと安心しました。この季節は、最低気温と雪が心配ですね。
さて、今日の記事は久しぶりにDIYの話です。年末に昭和7年製の古い茶箪笥の再生を始めましたが、年が明けてからは、いろんな修理でこの続きが出来ませんでした。やっと一段落しましたので、先日の三連休に、この活動を再開しましたのでそのレポートを行います。

1.前回のおさらい
だいぶ時間が経過したので、前回のおさらいです。
前回実施したのは12月25日でしたが、前回は茶箪笥の引き出しを高圧洗浄機で洗浄し、取っ手を取り、サンダーで磨いて砥の粉を塗った所迄で中断していました。

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2.スプレーで下塗り
今回の茶箪笥の筐体は、ピアノブラック。そして、引き出しはマホガニーにする予定です。
冬の塗装はペイントが流れにくいので、ストーブで暖を取って実施します。

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1)スプレーニス
近場のホームセンターには、ウレタンニスのマホガニーがありませんでしたので、スプレーの着色ニスを使用します。

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2)1回目の塗装
まずは1回目の塗装です。

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3)2回目の塗装
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4)3回目の塗装
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5)4回目の塗装と研磨
4回目の塗装を行いました。だいぶ色が濃くなりましたね。
表面がザラザラしているので、1000番のサンドペーパーで表面を平滑にします。

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3.ウレタンニスで仕上げの塗装
スプレーで綺麗に出来ると思いましたが、表面のザラザラはまだありますね。
そこで、以前購入していたケアキのウレタンニスで表面を仕上げます。

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1)1回目の塗装
まずは1回目の塗装です。刷毛は段差が出ないスポンジ刷毛を使用します。
スポンジ刷毛は、表面がとても綺麗に仕上げることが出来ます。

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2)水ペーパーで研磨
1回目の塗装の後、水ペーパーで研磨します。

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3)2回目の塗装
本仕上げの塗装を行います。

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段々鏡面仕上げになってきました。

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これで引き出しの塗装は終了です。
結構綺麗になりました。
今後が楽しみですね。