こんばんは、Tomです。今日はほぼ一日中お天気で、最高気温は10℃でしたので春の様な日でした。だんだん春が体感出来てきています。スギ花粉もね。
さて、昨日までは軽トラックに廃車したFITのナビを取り付けていました。
今度は、軽トラックにシャンクな無線機TM-255再利用する話です。今回は、その1でジャンクなTM-255を復活させるの巻です。
1.再利用する無線機
これは、Tomが保有するジャンクな無線機、TM-255です。
1)動作確認
まずは動作確認を行います。
電源ON!
全くONしません。
2)本体とコントロールパネルを繋ぐケーブルの断線
この故障の原因の1つは、本体とコントロールパネルを繋ぐケーブルの断線です。
2.4mのリモートケーブルを作る
そこで、断線していない片側のコネクタを使用して、4mのリモートコントロールハーネスを作ります。
1)4mのケーブルの片側の処理
さあ、4mのリモートケーブルを作ります。
まだ生きているコネクタの片方を利用し、4mのケーブルに半田付けします。
繋いだケーブルが応力で断線しないように、結束バンドで固定します。
2)4mのリモートケーブルの反対側の処理
そして、4mのリモートケーブルの反対側の処理を行います。
3)コネクタの代わりに半田付け
もうコネクタはないので、反対側は、コントロールパネルのコネクタ部分に直接半田付けします。
半田付けしやすいように、ハウジングをニッパーで壊します。
そして、コネクタに直接半田付けします。
3.動作確認とハーネスの固定
1)動作確認
それでは動作の確認を行います。
きちんと電源がONしますね。そして、各種ダイヤルやスイッチも認識します。
2)コネクタの絶縁処理
動作が確認出たので、直付けのケーブルがショートしないように、そして外れないようにホットメルトで固定します。
ピンの間にホットメルトを注入し、ピン間を絶縁する。
3)ケーブルと基板に固定
ケーブルの半田が剥がれないように、基板にホットメルトで固定する。
4)ケーブルをコントロールパネルのハウジングに固定
最後は、ケーブルをコントロールパネルのハウジングにホットメルトで固定します。
これで完璧です。
4.動作確認
ケーブルが完全に出来たので、動作を確認します。
1)電源の確認
まずは、電源が入るかどうかを確認します。
2)送信の確認
次に無線機がきちんと送信するかを確認します。
ダミーロードを設置します。
1)送信の確認
PTTを押下し、きちんと送信できているかを確認します。
マイクに向かって声を発し、別の無線機でモニタします。
送信はOKです。
2)受信の確認
次に、本当のアンテナに無線機を接続して、受信を確認します。
これで、ジャンクな無線機は復活しました。
次回は、この無線機を軽トラックに設置します。
お楽しみに!