LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン13 ーその3ー

こんばんは、Tomです。今日は午前中は雨そして曇り、午後はすっかり晴れ上がり、暖かくなり、最高気温も14℃迄上がりました。明日は、もっと天気が良くなり最高気温は21℃迄上がる予定です。
さて、今日の記事も昨日に引き続き『LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン13』で今日はーその3ーです。
今回はいよいよコントロールパネルの仕上げと最終動作確認を行います。

1.レジストを塗布する
基板の動作確認を行いましたので、コントロール基板を仕上げて行きます。

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Tomはいつもニスを塗布しますが、修理依頼の方が、ソルダーレジスト補修剤迄送ってくれました。

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これを塗布します。

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ソルダーレジスト補修剤は緑色なので、透明のニスよりも綺麗に見えますね。

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2.電解コンデンサの半田付け
基板が仕上がりましたので、電解コンデンサを半田付けします。

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3.組付け
コントロール基板をフロントパネルに組付けます。

1)三端子レギュレータの取り付け
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2)基板の組付け
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3)シールドカバーの組付け
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4.動作確認
さて、組付けが完了しましたので最終的な動作確認を行います。

1)電源ON!
まずは電源をONします。先日はあまり充電していないので、おそらくエラーから始まるでしょう。

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やはり、最初はエラーから始まります。

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そして、ボリュームが50になります。

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そして、少し電源をONしたままで暫く放置し、バックアップ電池に充電を行います。

2)再度電源投入!
一度電源をOFFし、再度電源をONします。動作が正常ならエラーにならず、50の表示になるはずです。

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動作はOKです。

5.次の修理
これで、LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン13はほぼ終了です。でもまだケースは閉じません。

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実は、今回依頼頂いた方からは、もう一つの修理依頼があります。それは、故障したブリリアント電源の修理です。
これの動作確認の為に、まだ本体ケースは閉じないでおきますね。

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今後はシーズン14として、プリリアント電源の修理を行います。
お楽しみに!