頂いたLINNの機器の復活!ープリアンプLK-1の復活その2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は昨日迄どんよりした天気とは一新し、ピーカンの一日でした。最高気温も
23℃とほぼ夏日の天気でした。これからの一週間宮城県は比較的お天気が続くようです。楽しみですね。
さて、Tomのその後の体調ですが、だいぶ良くはなってきているものの、あと一歩というところですね。そんな訳で、今日の記事も昨日に引き続き『頂いたLINNの機器の復活!ープリアンプLK-1の復活ー』で今日はその2となります。
今日は電源周りの話です。

1.頂いたLINNのスイッチング電源
先日LK-1と一緒にLINNのスイッチング電源のジャンクも頂きました。この電源コントロールICが吹っ飛んでいるので、そのICを注文し部品の到着待ちです。中国製なので部品の到着予定は6月4日です。

2.LK-1の電源仕様を調べてみる
LK-1の電源仕様を調べてみます。ネットでLK-1のサービスマニュアルを探したら、簡単に出てきました。

この回路図を見てみると、LK-1の電源はトランスで降圧した後、三端子レギュレータやコントロールICで最終的に±15Vにしています。

3.手持ちのスイッチングレギュレータを探してみる
トランスを一発購入するのも良いですが、まずはジャンクを漁って、手持ちのスイッチング電源で±15V近辺の電源を探します。すると、2つのスイッチング電源が見つかりました。

1)±16V電源
以前製作したヘッドフォンアンプをばらしてみたら、±16Vの電源を見つけました。

これはノートPCのスイッチング電源✖2です。

このDC電圧は16Vですので2個で±16Vです。

2)以前製作したフォノイコライザアンプ
以前製作したフォノイコライザアンプ基板と電源も見つけました。
でも、この電源は12Vスイッチング電源X2で±12Vですね。使用できないわけではありませんが、±15Vに近い方が良い結果が得られますので、今回は保留にしますね。

それにしても、今回この基板を見つけて良かったです。ここになんとMUSEs02が2個も搭載されていました。
勿体ないので取り外しておきますね。

4.±16Vのスイッチン電源を取り出す
早速ヘッドフォンアンプから±16Vの電源を取り出します。

取り出し完了です。

5.100Vのめがねコネクタを露出させる
このスイッチン電源をヘッドフォンアンプのコンパクトなシャーシーに入れる為、眼鏡ソケットが邪魔で、眼鏡インレットに直接配線していました。そのハーネスを取り除きます。

6.Twinめがねソケット付きのケーブル(自作)を取り付けてみる
さて、めがねソケットを2つ取り付けたケーブルを作り、それをスイッチング電源に取り付けます。
これで、即席±16Vの電源が完了しました。

7.電源スイッチのケーブルをスイッチ側に戻す
でも、二次側で電源をON/OFFするのではなく出来れば1次側で電源をON/OFFしたいので、眼鏡ソケットのから出た電線を加工し、本体の電源スイッチに戻してやります。

8.果たして基板上の三端子は動くのか?????
±16Vを本体基板に注入すれば後は基板上の三端子レギュラーが動作しきちんと±15VはOKかと思われました。
ところが、三端子レギュレータを動作させるためにはIN電圧とOUT電圧差は2Vが必要なのです。
それでは、±16ボルトの電源は使用不可となります。
残念です。まあ、試しに接続してみますが、安全を見たほうがよろしいかと思います。

折角なのでヤフオクで±18VのPC用のスイッチング電源をゲットしました。
±18Vのスイッチング電源を搭載するか、それともLINNスイッチング電源を復活させるか?または、トランスを購入するか?
色々選択肢が出てきました。
まずはLINNのスイッチング電源を復活させてみましょう!
今後が楽しみです。