ハンディーGPS map21EXの修理 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は朝からカラッと晴れ上がりましたが、空気が冷たく、最高気温は19℃迄しか上がりませんでした。お陰様で、Tomは今日出勤日でしたので、半袖ポロシャツを着て行ったのですが、寒くてお腹が冷えました。
さて、今日の記事は、週末に実施した『ハンディーGPS map21EXの修理』その2です。
前回、本体をばらしてGPSアンテナを取り出しましたが、今回はそのGPSアンテナを分解して、同軸ケーブルの断線確認を行います。さて、原因が掴めるでしょうか?

1.GPSアンテナを2つにバラす
さて、GPSアンテナの同軸の断線を確認するためには、熱溶着されているGPSアンテナのケースを2つにある必要があります。
実はこれが大変なんです。

1)ホットナイフを作る
本来モールドケースは、超音波カッターなどを使用すれば、簡単にプラスチックをカットできるのですが、超音波カッターは結構高価なものです。Tomは購入できませんので、致し方なく熱でカバーを切り込みます。
カッターナイフの刃を100Wの半田ごてに取り付けました。

2)ホットナイフで切り込む
ホットナイフで、GPSアンテナの合わせ面に切り込みます。事前に依頼者のNanさんにはお断りを入れて、承諾をして頂いております。

3)カッターで切り込む
ホットナイフでだいぶ深く切り込んだので、最後のとどめは普通のカッターの新しい刃で切り込みます。これで薄くなったケースのそうの微妙なところを切断します。

4)マイナスドライバーで分離
最後はマイナスドライバーでこじ開けます。

5)分離に成功
これでGPSアンテナのケースの分離に成功しました。

2.GPSアンテナユニットをばらす
GPSアンテナのケースをばらせば、すぐに同軸にアクセスできると思ったのですが、よく見るとGPSユニットをばらさないと同軸の付け根にアクセスできません。

1)同軸ユニットのカバーねじを取り外す

それでも、シールドケースがあり、それも半田付けされていますね。

2)シールドケースをばらす
シールドケースの半田を取り除き、シールドカバーを取り外します。

これもなかなか厄介な作業でした。

3)バラシ完了
これでやっと、GPSユニットバラシが完了し、同軸ケーブルの付け根に到達しました。

3.同軸ケーブルの導通チェック
同軸ケーブルの付け根にアクセス出来る様になりましたので、テスターで導通チェックを行います。

同軸ケーブルを端から端までクネクネとしながらチェックしたのですが、どうやら同軸は断線していないようです。
これは参りました。
次回はカーナビのGPSアンテナを取り付けてみます。